美容師おすすめの2wayヘアアイロンはこれ!痛まない&人気モデルを実際に使って比較してみた

当ページのリンクには広告が含まれています。

「ストレートも巻き髪も、1台で済ませられるって便利そう!」
そんな理由で2wayヘアアイロンを選ぶ方は少なくありません。

ただ…美容師の立場から言うと、実際に使ってみると「2wayはいまいち感」もあり、やはり別々にヘアアイロンを揃えるのがベスト。

人気の2wayヘアアイロン
市場では人気の2wayアイロンだが…

というのも、2wayアイロンは構造上どうしても妥協せざるを得ない部分が多く、操作性や仕上がりに不満が出やすいんです。

とはいえ、中には「これならおすすめできる!」と感じた2wayモデルもあり。

こちらの記事では、2wayアイロンのデメリットや、本当に使いやすくておすすめしたい2wayアイロンも紹介するので参考にしてください!

訪問美容室Ringo
  • 外出が難しい方へ出張美容サービスを展開
  • 三重県の一部地域(津〜四日市)で活動中
  • MTG(リファ)正規取扱店
  • ご予約 & メニュー料金はこちらから
美容師 大脇貴志
  • 三重県の 訪問美容室 Ringo 代表
  • 日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ
  • 化粧品成分1級(成分上級スペシャリスト)
  • 大宮&神保町の 美容室37.0℃ にも所属

※監修者は特定の商品を推奨する立場ではなく、成分や使用感の検証、ならびに選び方の考え方について監修を行っています。

タップできる目次

実はデメリットだらけ!2wayヘアアイロンの落とし穴

人気の2wayヘアアイロン

2wayヘアアイロンを美容師がおすすめしにくい大きな理由は、ストレート、コテの機能や仕上がりがどちらも半減してしまうため。

そしてそれぞれの良さが半減してしまう理由はこちら。

2way=プレートを半分に割っただけの安易な構造がほとんど

ご覧のように2wayアイロンの多くは「コテの円形プレートをパカッと割ってストレートにも使えるようにしただけ」という単純設計がほとんど。

そのためヘアアイロンを別々に揃えるのと比べると、以下のようなデメリットが2wayアイロンには生じやすいです。

2wayヘアアイロンのデメリット
  • 仕上がりがいまいちになりやすい
  • 操作性にストレスを感じることも
  • 火傷のリスクが高くなる
  • 耐久性がいまいちなケースも

仕上がりがいまいち

2wayヘアアイロンのデメリット

一般的な2wayヘアアイロンは「コテをただ半分に割っただけ」のプレート設計なため、下記のような仕上がりが出やすいです。

  • 癖が伸びにくい → プレートにクッション性がないため、髪にしっかりと圧がかかりにくく、うねりや癖が残りやすい
  • アイロン線やカクツキが出やすい → プレートにクッション性がないことで、髪にアイロン線やカクツキがくっきりついてしまうことも(画像参考)
  • 根元が攻めにくい → 火傷のリスクもあり根元ギリギリを攻めづらく、どうしてもキワが甘くなる

たとえばサロニア、クレイツ(アフロートver.)、テスコム、サロンセンス300、サロンムーン、ヴィダルサスーン…など、多くの2wayが上記のパターンです。

※プレートのクッション性とはこれ

クッションプレート

最近はプレートにクッション性能をつけたストレートアイロンが増えています。意外と見落としがちですが、スタイリング時の失敗を防ぐ重要な機能でもあるんです。

クッション性能=手ぶれ補正のようなイメージ

プレートにクッション性能があることで、どの角度から挟んでもベストな角度に補正してくれるイメージ。よってアイロン線やカクツキも出にくく、スタイリングの失敗を防ぎやすい!(ただほとんどの2wayはこれがなく失敗しやすい)

操作性がいまいち

2wayヘアアイロンのデメリット例

多くの2wayヘアアイロンは「プレートに隙間」が起こりやすく、よって下記のような操作性のデメリットも。

  • 熱ムラが生じやすい → 2枚のプレートがきれいに噛み合わず、熱ムラがおこりやすい
  • 髪が挟まりやすい → プレート隙間に髪が数本絡まり、これが地味にストレス
  • 一回でスタイルを決めにくい → 1回で決めにくいため、スタイリング時間や髪への負担も増えがち

火傷のリスクが高い

2wayヘアアイロンの火傷のリスク・デメリット

2wayアイロンはストレートモード時にもコテ部分がむき出し(表面も高温)になっている構造がほとんどなため、手や顔周りにうっかり当たって火傷してしまうケースも。

特にアイロン初心者で多いのがおでこや首の火傷。前髪や襟足の根本を攻めて火傷…は実際にお客様でもいたケースです。

耐久性がいまいちなケースも

壊れやすい声が多い2wayヘアアイロン

2wayアイロンはどちらの機能も求めるがあまり「壊れた」「プレートがパカパカで閉じなくなった」といった声も。

特に切り替えができなくなり「巻きだけ」「ストレートだけ」しか使えなくなるトラブルが多い印象。2wayはシンプル構造の単機能アイロンより故障リスクが高い…というイメージは残ります。

結論、美容師目線ではヘアアイロンは別々に揃えるのがおすすめ

別々に揃えたコテとストレートアイロン

2wayアイロンは一本二役という便利アイテムでもありますが、先ほどあげたデメリットを考慮すると、ストレートとカールアイロン(コテ)は別々に専用アイロンを揃えるのが理想的。

別々に揃えるメリット

  • ストレートアイロンならクッション性のあるプレートで、髪にフィットしながらしっかり癖を伸ばしやすい
  • カールアイロンなら挟む力や熱の伝わり方にこだわった設計で、長時間崩れにくいカールを作りやすい

2wayは「どちらもそこそこ」になりやすいため、仕上がりや操作性を考えると別々に揃えるのが美容師目線ではおすすめです!

【とはいえこれは別格】おすすめの2wayヘアアイロンはこれ!

美容師おすすめの2wayヘアアイロン

2wayアイロンは先ほどあげた「2wayならではのデメリット」もあり、出来れば別々に揃えるのがベスト!…と書きましたが…

実は先ほどあげたデメリットを解消した、おすすめ2wayアイロンもごく一部存在します!

おすすめ2wayアイロンはこれ!


KINUJO

クレイツ
一般的な2way
おすすめ度
価格¥29,700¥14,000前後※要確認
プレートのクッション性※プレートを半分に割っただけ
操作性
火傷のリスク耐熱性シリコンカバー付
仕上がりシルクプレート搭載
海外※要確認
解説欄へ解説欄へ

おすすめ1. 絹女 KINUJO 2WAYアイロン

美容師おすすめの絹女2wayヘアアイロン
商品名
KINUJO 2WAY IRON
価格¥29,700(税込)
温度120〜200℃
※20℃調節
バレルの太さ26mm
重さ約275g(本体のみ)
コードの長さ約2M
主な機能・シルクプレート搭載
・自動電源オフ機能(30分後)
・海外対応
付属品耐熱性シリコンカバー付
絹女2WAYの特徴
  • プレートが別々に設計(クッション性あり)で、操作性や仕上がりの良さが抜群◎
  • 水分蒸発しにくいシルクプレート採用で、髪に優しい&仕上がりがなめらかでパサつきにくい
  • 耐熱性シリコンカバー付で火傷の不安点を解消!

こちらは従来2wayでありがちなデメリットをとことん解消し「2wayでここまでできるの!?」と驚かされた絹女2wayアイロン。

絹女2wayヘアアイロンのプレート

まずはなんといってもコテ、ストレート用で別々に設計されたプレートで、それぞれの操作性や仕上がりが抜群なこと。

クッションプレート採用の絹女2wayアイロン

ストレート時にはクッション性能もあるので、2wayでありがちな失敗(アイロン線や不自然なカクツキなど)を防ぎやすい!

また絹女独自の(水分蒸発しにくい)シルクプレート搭載で、ダメージレス効果が高く、仕上がりも毛先までなめらかな質感をつくりやすいこと。

絹女2wayヘアアイロンを使った仕上がり写真
火傷を防ぐ耐熱性シリコンカバー付きの絹女2wayヘアアイロン

さらには2wayで起こりやすい火傷対策としては、耐熱性シリコンカバーをつけることで解消。(根元のキワ攻めもしやすい!)

デメリットは¥29,700(税込)と価格が高いこと。とはいえ絹女ストレートアイロンとコテをそれぞれ揃えると5万弱となり、1台でそれぞれをカバーできるのは嬉しい!

絹女2wayヘアアイロン

価格は高くても「操作性」「仕上がり」「傷みにくさ」にこだわりたい方は、絹女2wayアイロンは一択!といってもいいほどおすすめしたい逸品です◎

絹女はAmazonや楽天で不正流通の非正規品が出回っている注意喚起あり。(もちろん保証対象外)そのため絹女の正規販売店マークがあるかを必ず確認してから購入しましょう。

絹女正規品を買える髪との暮らし。

100%正規品&1年保証ありの絹女製品を買うなら、丁寧梱包で素早く発送してくれる絹女正規販売店の「髪との暮らし。」がおすすめです!(もちろん送料無料!)

【公式1年保証】絹女~KINUJO~ 2way ヘアアイロン【カールプレート26mm】の在庫はこちらから|髪との暮らし。

おすすめ2. クレイツ ハイブリッド2WAY

クレイツ ハイブリッド2WAY
商品名
クレイツ ハイブリッド2WAY
価格¥14,000前後
温度80〜220℃
※20℃調節
バレルの太さ32mm
重さ約310g(本体のみ)
コードの長さ約2M
主な機能・自動電源オフ機能(60分後)
・海外対応
付属品なし
クレイツ ハイブリッド2WAYの特徴
  • プレートが別々に設計(クッション性あり)で、操作性や仕上がりの良さが抜群◎
  • フッ素ラバー加工ありで、適度なテンションをかけながら癖も伸ばしやすい
  • 幅広い温度設定が可能で、熱ダメージをおさえた低温スタイリングもOK

美容師でも愛用者の多いクレイツからはいくつか2wayモデルが出ていますが、中でもハイブリッド2wayはプレートが別々に設計されています。

プレートが別々のクレイツ ハイブリッド2WAY

絹女と似たクッション性能あるプレートで、2wayでありがちなスタイリングの失敗(アイロン線やカクツキなど)を防ぎやすい!

またストレート時のプレートにはフッ素ラバー加工があり、髪に適度なテンションがかかることで癖を伸ばしやすい設計に。

癖を伸ばしやすいクレイツのハイブリッド2WAYアイロン

2wayは挟んでる圧が少なめで、いまいち癖を伸ばしにくいモデルが多い中、クレイツ ハイブリッド2WAYはしっかり癖を伸ばしやすいですよ◎

また80℃〜220℃と温度幅が広く、熱ダメージを抑えたい方にとって80℃〜の低温スタイリングができるのは嬉しいポイント。

火傷のリスクはあるクレイツ ハイブリッド2WAYアイロン

デメリットとしては(カバーがないので)火傷のリスクは高いことがあげられますが、1万前後で操作性の高い2wayアイロンがほしい方はクレイツ ハイブリッド2WAYがおすすめです。

クレイツ(Create)
¥8,420 (2025/12/01 09:02時点 | Amazon調べ)

是非2wayヘアアイロンで悩んでる方は参考にしてください!

なお一般的なストレートアイロンのおすすめは下記にてまとめています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次