【口コミ】アンドハニーピクシーを成分解析!シルキーの後継モデルを美容師が口コミ評価
はちみつシャンプーとして人気シリーズの&honey(アンドハニー)ピクシーを美容師がレビュー。
ピクシーはシルキースムースの後継モデルです。(ともにパッケージは黄色)
&honey アンドハニーシャンプーの違いや選び方はこちらから
アンドハニーシャンプーははちみつ系のしっとり感あるイメージがありますが、ピクシーは「からまりケア」に特化したサラサラ系のモデルに。
まず結論から書くと、アンドハニーシャンプーピクシーはしっとりよりサラサラ好きで、髪の絡まりが気になる方や仕上がりをペタッとしたくない方におすすめ。(猫っ毛や細毛にも○!)
ただ注意点としては、リニューアル後のピクシーは(前作シルキーと比べ)洗浄力が強めに変わったため、ダメージケアという視点で見ると注意してほしい点もあり。
前作シルキーはシリーズの中で唯一マイルドな洗浄力で、ヘアケア目線で特におすすめしたいモデルでした。ただリニューアル後のピクシーは他のアンドハニーとほぼ同じ強洗浄力処方に。。(正直残念…)
&honey(アンドハニー)ピクシーモイストシルキーシャンプーの基本情報 & 評価
商品名 | &honey(アンドハニー) ピクシーモイストシルキーシャンプー |
---|---|
価格 | ¥1,540(税込) |
メーカー | 株式会社ヴィークレア |
主な洗浄成分 | ベタイン×スルホン酸 |
洗浄力 | 強め |
内容量 | 440ml |
1回のコスト目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約21円 |
1本の消費期間目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約2.5ヶ月 |
香り | フルーティーハニーの香り |
購入先 | ドラッグストア バラエティショップ ネット通販 |
当メディアの評価
- サラッと指通りの良さが◎
- シリコンフリー
- おしゃれなボトルデザイン
- 人気、知名度が高め
- 広がり抑える効果は低め
- 洗浄力が強め
- ダメージケアには物足りない
【成分解析】アンドハニーシャンプーピクシーはリニューアルして何が変わった?
新作ピクシーと前作シルキースムースの違い(変わった点)をまとめるとこちら
- 洗浄力が強くなり、髪や頭皮を優しくケアする視点ではいまいち感あり
- コンディショニング成分は? → ナチュラルな潤い成分で保湿効果が高め
- 仕上がりはサラッと軽めで、髪の絡まり気になる細毛や猫っ毛におすすめ
成分表はこちらをタップ!
水、ラウラミドプロピルベタイン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ココイルメチルタウリンNa、コカミドDEA、ハチミツ、ハチミツエキス、加水分解ハチミツタンパク、プロポリスエキス、ローヤルゼリーエキス、アルガニアスピノサ核油、加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)(羊毛)、加水分解シルク、シア脂、セレブロシド、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、ゼイン、ヒナギク花エキス、サボンソウ葉/根エキス、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、EDTA-2Na、ポリクオタニウム-10、ヤシ油アルキルグルコシド、ステアリン酸エチルヘキシル、キサンタンガム、イソステアリン酸Na、(ジイソステアリン酸/ポリヒドロキシステアリン酸/セバシン酸)ポリグリセリル-4、グリセリン、安息香酸Na、クエン酸、黄4、黄5、DPG、BG、フェノキシエタノール、香料
洗浄力が強くなり、髪や頭皮を優しくケアする視点ではいまいち感あり
前作シルキースムースは(アンドハニーの中で唯一)洗浄力が抑えられ、ダメージケアやヘアケア目線でおすすめしやすいシャンプーでした。
しかし後継モデルのピクシーは洗浄力が強めになり、髪や頭皮を優しくケアするという視点では改悪になったイメージあり。
洗浄成分や洗浄力を比較
新作ピクシー | 前作シルキー | |
主な洗浄成分 | ベタイン×オレフィン | ベタイン×アミノ酸 |
洗浄力 | 強め | マイルド〜適度 |
新作では(安価で洗浄力が強い)オレフィン系の配合量が増え、コスト重視してきたのかな…というのが正直な感想でした…。
オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは洗浄力と脱脂力がかなり強めで、避けられがちなサルフェート(硫酸系)と同じくらいの洗浄力と言われている。
すっきりと皮脂汚れを落とすにはいいが、優しく洗いたいダメージケアという視点で見ると避けたい洗浄成分。(カラーの退色を抑えたい方や、乾燥肌の方にもおすすめしにくい)
すっきり洗いたい方にはいいですが、なるべく優しく洗いたいダメージケア目線となると残念な変更点でした。
また洗浄力は強めになったため、新作では痒みや赤みが…なんて可能性もあるので、乾燥肌や敏感肌の方は注意してほしいところ。
コンディショニング成分は? → ナチュラルな潤い成分で保湿効果が高め
主なコンディショニング成分
ハチミツ ハチミツエキス 加水分解ハチミツタンパク | 髪に潤いを与え、天然の保湿効果でパサつきを抑える。 頭皮の抗炎症効果もあり。 |
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アルガニアスピノサ核油 | 通称アルガンオイル。 高い保湿効果をもち、パサつきや枝毛を抑える。 |
加水分解シルク | 保湿、保水性が高く、バリア機能を高める。 分子が細かく、浸透性、吸着性が高い。 |
加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)(羊毛) | 髪の補修効果が高く、毛髪強度やハリコシ感をUP。 |
アンドハニーは「はちみつ美容」という事でハチミツ関連の保湿成分が多めに配合。
ただ実際はちみつがめちゃくちゃ髪にいいか?となると「う〜ん…」というものがあり、差別化やブランド戦略のようなイメージかなと。
とはいえハチミツの他にも高い保湿効果のアルガンオイルなど配合し、パサつきを抑える効果に期待。
また「からまりケア」としては、キューティクルを整え指通りの良さをUPしやすい加水分解シルクや加水分解ケラチンを配合。
仕上がりはサラッと軽めで、髪の絡まり気になる細毛や猫っ毛におすすめ
トリートメントのテクスチャーは(アンドハニーの中では)やや柔らかめで軽めの質感に。
そして髪を乾かすとサラッと軽めで、指通りの良さを体感しやすい仕上がりでした。
絡まりが気になる方やペタッとしたくない方、細毛や猫っ毛さんにアンドハニーピクシーはおすすめ!またボリュームを抑えたい方はクリーミーかディープを選びましょう。
【比較】アンドハニーシャンプーシリーズの違いと選び方
アンドハニーからは現在5種類のシャンプーが登場しています。
- クリーミーEXダメージリペア
- ディープモイスト
- メルティモイスト
- ピクシー
- フルール
アンドハニーシャンプーの違い
クリーミー | ディープ | メルティ | ピクシー | フルール |
超しっとり | しっとり | うるツヤ | うるサラ | うるふわ |
ダメージケア | パサつきケア | うねりケア | からまりケア | リラックスケア ※香りによる |
配合成分はどれも似ているため、好みの質感から選ぶのがおすすめです◎
仕上がりの違い
詳しい比較表はこちらをタップ!
クリーミー | ディープ | メルティ | ピクシー | フルール | |
価格(税込) | ¥1,540 | ¥1,540 | ¥1,540 | ¥1,540 | ¥1,540 |
内容量 | 440ml | 440ml | 440ml | 440ml | 440ml |
特徴(公式) | ダメージケア | パサつきケア | うねりケア | からまりケア | リラックスケア |
質感 | 超しっとり | しっとり | なめらか | サラサラ | サラサラ |
しっとり度 | |||||
洗浄力 | やや強め | やや強め | やや強め | やや強め | やや強め |
泡立ち | よい | よい | よい | よい | よい |
香り | ジューシーベリーハニー (甘め) | フラワーハニー (甘め) | ローズハニー (甘め) | フルールハニー (甘め) | キンモクセイハニー |
比較表や図解を見ても分かるように、ピクシーはサラッと軽めのモデルになります。
とはいえしっとり感は(シリーズの中では)弱めなので、パサつきが気になる方はしっとりラインのクリーミーかディープモイストがおすすめです。(個人的にしっとりならクリーミー推し)
詳しいアンドハニーシャンプーの違いやおすすめは下記の記事でまとめたので、気になる方はこちらも参考にしてください。
【よくある質問】アンドハニーシルキースムースのQ & A
まとめ → アンドハニーピクシーは絡まりが気になる細毛や猫っ毛さんに○!ただダメージケアにはいまいち感あり
- 仕上がりはサラッと軽めの質感
- 洗浄力が強くなり、髪や頭皮を優しくケアする視点ではいまいち感あり
- コンディショニング成分は? → ナチュラルな潤い成分で保湿効果が高め
- 仕上がりはサラッと軽めで、髪の絡まり気になる細毛や猫っ毛におすすめ
アンドハニーピクシーはサラッと指通りのいい質感で、からまりが気になる方やペタッとしたくない方におすすめ。
どちらかというと細毛や猫っ毛さんに相性いいかなと感じました!
ただ注意点としては、リニューアル後は洗浄力が強めに変わったため、優しく洗いたいダメージケア目線でなるとおすすめしにくい点もあり。
またボリューム抑える効果は低めなので、しっとり系を求めるなら同シリーズのクリーミーがおすすです。
シャンプー選びの参考にしてください。
アンドハニーシャンプー5種類の違いはこちら