【金木犀】アンドハニーフルールシャンプーを解析!香りや使用感を美容師が口コミ評価
大人気アンドハニーシャンプーシリーズから2023年に新しく登場したフルールシャンプー。
アンドハニーシャンプーは5種類ありますが、フルールのレビュー記事になります。
&honey アンドハニーシャンプーの違いや選び方はこちらから
公式によると、フルールの特徴は「うるふわ」「香り持続率140%」とのこと。
そして実際にフルールを使ってみた結論を書くと、アンドハニーの中ではサラッとしっとりしすぎない質感で、仕上がりがペタッとしたくない(ふんわり感ほしい)方におすすめ。
また金木犀の甘い香りが特徴で、従来アンドハニーシャンプーと比べても髪に香りが残りやすいのも特徴です。
逆にしっとり感はアンドハニーの中でも弱めなので、ボリュームを抑えたい方はクリーミーかディープモイストがおすすめ。
&honey(アンドハニー)フルールシャンプーの基本情報 & 評価
商品名 | &honey(アンドハニー) フルールシャンプー |
---|---|
価格 | ¥1,540(税込) |
メーカー | 株式会社ヴィークレア |
主な洗浄成分 | ベタイン×オレフィン |
内容量 | 440ml |
1回のコスト目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約21円 |
1本の消費期間目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約2.5ヶ月 |
香り | キンモクセイハニーの香り |
購入先 | ドラッグストア バラエティショップ ネット通販 |
当メディアの評価
- もっちり泡で、洗ってる時の指通りが○
- ふんわり感あるけど、毛先がパサつきにくい
- シリコンフリー
- おしゃれなボトルデザイン
- 香りを残したい方におすすめしやすい
- 洗浄力は強め
- ボリューム抑える効果は低め
- 香りを残したくない方には不向き
アンドハニーフルールシャンプーの成分解析
- 洗浄力は強めなので、髪や頭皮を優しくケアする視点ではいまいち感あり
- 乾燥やパサつきを抑えやすい保湿成分がずらり
- 仕上がりはサラッと軽めだが、毛先には適度にしっとり感残りやすい
- アンドハニーシリーズの中でも香りが特に残りやすい
成分表はこちらをタップ!
水、ラウラミドプロピルベタイン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa、グリセリン、コカミドDEA、シア脂グリセレス-8エステルズ、ハチミツ、ハチミツエキス、モクセイ花エキス、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、カミツレ花エキス、アルガニアスピノサ核油、シア脂、イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ヒアルロン酸、ポリクオタニウム-10、ローヤルゼリーエキス、プロポリスエキス、セレブロシド、ローヤルゼリー、PPG-7、EDTA-2Na、ヤシ油アルキルグルコシド、イソノナン酸イソノニル、ポリクオタニウム-47、ミリスチルベタイン、ココイルグルタミン酸TEA、塩化Na、キサンタンガム、メントール、水酸化K、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、安息香酸Na、クエン酸、BG、フェノキシエタノール、黄4、黄5、赤227、香料
洗浄力は強めなので、髪や頭皮を優しくケアする視点ではいまいち感あり
アンドハニーフルールシャンプーは低刺激のベタイン系と強洗浄力のスルホン酸系で構成され、全体で見ると強めの洗浄力といったところ。
主要洗浄成分
ラウラミドプロピルベタイン | ベタイン系 | 両性イオン界面活性剤の一種で、洗浄(陰)とリンス(陽)どちらの用途をもつ。 低刺激で安全性が高く、ベビー用や高級シャンプーに配合。 |
---|---|---|
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na | スルホン酸系 | 洗浄力がかなり強めですっきりした洗い心地だが、乾燥肌や敏感肌、ヘアケア視点では注意してほしい成分。 |
ラウロイルメチルアラニンNa | アミノ酸系 | アミノ酸系の洗浄成分で低刺激で髪や頭皮に優しい。 |
シア脂グリセレス-8エステルズ | シアバター | シアバター由来の洗浄成分で、高い保湿効果あり |
- 全体的には強めの洗浄力
- 乾燥肌や敏感肌、ダメージ毛やカラー毛は注意した方がいいかも
- 基本的には今までのアンドハニーとほとんど同じ
そして注意点としては、今までのアンドハニーと同じで、強洗浄力で刺激性も強いオレフィン(C14-16)スルホン酸Naが多めに配合されてること。
オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは洗浄力と脱脂力がかなり強めで、避けられがちなサルフェート(硫酸系)と同じくらいの洗浄力と言われている。
すっきりと皮脂汚れを落とすにはいいが、優しく洗いたいダメージケアという視点で見ると避けたい洗浄成分。(カラーの退色を抑えたい方や、乾燥肌の方にもおすすめしにくい)
全体的に見ると低洗浄力のベタインやアミノ酸系成分もありますが、オレフィンが2番目にくると洗浄力はグンと強めになりやすいです。
最近ではサルフェート(硫酸)系(ラウレス硫酸、ラウリル硫酸など配合した)シャンプーが消費者から避けられがちなため、サルフェートフリー(硫酸系界面活性剤をいれない)シャンプーが増えています。
そしてアンドハニーもサルフェートフリーを謳うシャンプーになるのですが、美容師目線で見ると
オレフィンを代わりに入れてたら結局同じだよね…
というのが正直な感想に。
アンドハニーは保湿成分や油分で洗い上がりの質感はたしかにいいですが、洗浄力は強いため、言い方を悪くすると質感をごまかしている感じはあり。
アンドハニーと同価格帯の市販シャンプーでは、アミノ酸やベタイン系のみで構成されたサロン専売に近いシャンプーも増えてます。
そのため価格を考えると、洗浄成分の処方内容をもうちょっとこだわってほしかったところ。
コンディショニング成分は? → 乾燥やパサつきを抑えやすい保湿成分がずらり
主なコンディショニング成分
ハチミツ ハチミツエキス | 髪に潤いを与え、天然の保湿効果でパサつきを抑える。 頭皮の抗炎症効果もあり。 |
---|---|
ホホバ種子油 | ホホバオイル。保湿効果が高く、乾燥やパサつきを抑える |
アルガン油グリセレス-8エステルズ アルガニアスピノサ核油 | 通称アルガンオイル。 高い保湿効果をもち、パサつきや枝毛を抑える。 |
イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛) | 油溶性ケラチンでダメージ補修、バリア機能あり。 |
加水分解ヒアルロン酸 | 保湿効果が高く、潤い性や髪の柔軟性、指通りの良さをUP。 分子が細かく、浸透性がかなり高い。 |
コンディショニング成分としては、主に保湿成分がメインで配合。
乾燥やパサつきを抑えやすい保湿成分がズラリと配合されています。ただ補修効果はそこまで期待できそうにないため、ダメージケアとなると物足りなさはあり。
仕上がりはサラッと軽めだが、毛先には適度にしっとり感残りやすい
トリートメントはアンドハニーの中では少し柔らかめのテクスチャーに。
最後にドライ後の質感はサラサラ、だけど毛先にはややしっとり感も残る仕上がりに。
フルールはペタッとしたくない方やヘアスタイルに動きが欲しい方、軟毛や細毛、猫っ毛の方に相性いいと思います!
逆にボリューム抑えたい方はクリーミーかディープを選びましょう!
アンドハニーシリーズの中でも香りが特に残りやすい
アンドハニーフルールは香りケアとして、香りの持続効果が(シリーズの中で)特に高いシャンプーとなっています。
ちなみにシャンプーは金木犀、トリートメントはミモザの香りで、別々の香りを楽しめる!(個人的にミモザの香りがドストライクでした!)
アンドハニーはもともと香りが残りやすいシリーズですが、より香りを残したい方はフルールをお試しあれ。
シャンプーは金木犀の香り
トリートメントはミモザの香り
【比較】他のアンドハニーシャンプーとフルールの違いは?
アンドハニーからは現在5種類のシャンプーが登場しています。
- クリーミーEXダメージリペア
- ディープモイスト
- メルティモイスト
- ピクシー
- フルール
アンドハニーシャンプーの違い
クリーミー | ディープ | メルティ | ピクシー | フルール |
超しっとり | しっとり | うるツヤ | うるサラ | うるふわ |
ダメージケア | パサつきケア | うねりケア | からまりケア | リラックスケア ※香りによる |
配合成分はどれも似ていて、配合量で仕上がり質感を変えてるイメージです。そのため好みの質感から選ぶのがおすすめです◎
仕上がり質感の違い
詳しい比較表はこちらをタップ!
クリーミー | ディープ | メルティ | ピクシー | フルール | |
価格(税込) | ¥1,540 | ¥1,540 | ¥1,540 | ¥1,540 | ¥1,540 |
内容量 | 440ml | 440ml | 440ml | 440ml | 440ml |
特徴(公式) | ダメージケア | パサつきケア | うねりケア | からまりケア | リラックスケア |
質感 | 超しっとり | しっとり | なめらか | サラサラ | サラサラ |
しっとり度 | |||||
洗浄力 | やや強め | やや強め | やや強め | やや強め | やや強め |
泡立ち | よい | よい | よい | よい | よい |
香り | ジューシーベリーハニー (甘め) | フラワーハニー (甘め) | ローズハニー (甘め) | フルールハニー (甘め) | キンモクセイハニー |
比較表や図解を見ても分かるように、フルールの質感はサラッと軽めになります。
また一番の特徴は「香り」にあり、フルールはアンドハニーシリーズの中でも特に香りの持続効果が高いモデルに。
詳しいアンドハニーシャンプーの違いやおすすめは下記の記事でまとめたので、気になる方はこちらも参考にしてください。
【口コミ】アンドハニーフルールシャンプーを購入した方の声をチェック
実際にアンドハニー フルールシャンプーを使用している方の口コミをチェックしてみました。
いい口コミ
悪い口コミ
【よくある質問】アンドハニーフルールシャンプーのQ & A
まとめ → フルールは髪に動きがほしい方向け!アンドハニーの中では香りがメインのシャンプー
- 洗浄力は強めなので、髪や頭皮を優しくケアする視点ではいまいち感あり
- 乾燥やパサつきを抑えやすい保湿成分がずらり
- 仕上がりはサラッと軽めだが、毛先には適度にしっとり感残りやすい
- アンドハニーシリーズの中でも香りが特に残りやすい
アンドハニー新作フルールシャンプーは、しっとり感は弱めでふんわり感がほしい方におすすめのシャンプーに。
そのため髪に動きがほしい方や、ペタッとしたくない方におすすめです。
アンドハニーはしっとりイメージがあるかと思いますが、フルールはどちらかというとサラサラ系でした!
また一番は「香り」に力を入れてきたイメージがあり、最近トレンドの金木犀の香りがフルールの最大の特徴かなと。
香りの持続効果もアンドハニーシリーズの中では特に高めなので、香りが気に入る方は最高なシャンプーになりそうですね。
是非シャンプー選びの参考にしてください。
また&honey(アンドハニー)シャンプーの違いや選び方は下記にて解説しています。