ボタニストシャンプーモイストを美容師が解析&口コミ評価!リニューアル後の違いも解説
- リニューアル後のボタニストシャンプーモイストはどう?
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パサつき&広がり抑えたい方におすすめ!ただ頭皮痒くなりやすい方にはあわないかも。
ドラッグストアでも買える大人気ボタニストシャンプーモイストを美容師が解析&レビュー。
2023年リニューアル後の最新ボタニストシャンプーモイストを解析!
ボタニストシャンプー全5種類の違いやおすすめはこちら
まず結論から書くと、ボタニストシャンプーモイストは市販品の中でも配合成分クオリティが高めで、髪のパサつきや広がりが気になる方におすすめ。
ボタニストシャンプーシリーズの中でも一番しっとりした質感で、髪のまとまり感が◎でした!
逆に注意点としては、ペタッとなるのが嫌な方や脂性肌にはおすすめしにくいところ。
保湿効果が高いため、脂性肌だと頭皮がベタベタした感じになりやすいかも…(逆に乾燥肌には◎)
またリニューアル後は一部頭皮に刺激性ある成分が追加配合されたため、痒みがでやすい敏感肌の方もあわない可能性あり。(詳しくは記事で解説)
こちらの記事ではボタニストシャンプーモイストをおすすめしたい方や、シリーズの違いをまとめたので参考にしてください。
ボタニスト ボタニカルシャンプーモイストの基本情報 & 評価
商品名 | BOTANIST ボタニスト ボタニカルシャンプーモイスト |
---|---|
価格 | 1,540円(税込) |
メーカー | 株式会社I-ne |
主な洗浄成分 | ベタイン×タウリン |
洗浄力 | 適度 |
内容量 | 460ml |
1回のコスト目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約20円 |
1本の消費期間目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約2ヶ月半 |
香り | 上品で甘美なアップルとベリーの香り/トリートメント |
購入先 | ドラッグストア バラエティショップ ネット通販 |
当メディアの評価
- 市販品の中でも配合成分クオリティが高め
- パサつきや広がり抑えやすい
- 保湿&補修成分が◎で乾燥&ダメージケアによし
- 泡立ちがよく、きしみも少ない
- サルフェートフリー
- シャンプーとトリートメントで違った香りを楽しめる
- 一部頭皮に刺激性ある成分あり
- リニューアル後は内容量が少し減った
- 脂性肌にはおすすめしにくい
- 軟毛、細毛はペタッとなりやすい
【成分解析】ボタニストシャンプーモイストがおすすめな方
- サルフェートフリーの適度な洗浄力で、幅広い肌質に使いやすいシャンプー処方
- ボタニストの中では一番しっとり系で、髪のパサつきや広がり抑えたい方に◎
- リニューアル後は頭皮に刺激性ある成分が追加され、痒みが出やすい方は注意
成分表はこちらをタップ!
水、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルサルコシンNa、ラウレス-4カルボン酸Na、ココイルグルタミン酸Na、トウミツ、スフィンゴ糖脂質、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、加水分解野菜タンパク、シラカンバ樹液、ガラクトミセス/シラカンバ樹液発酵液、グリチルリチン酸2K、ブドウ種子エキス、テルミナリアフェルジナンジアナ果実エキス、アンズ核油、酒粕エキス、オリーブ葉エキス、加水分解コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸、セラミドNG、リンゴ酸、アルギニン、水添レシチン、フィトステロールズ、水添リゾレシチン、BG、DPG、ポリクオタニウム-10、デシルグルコシド、セテアレス-60ミリスチルグリコール、PEG-30フィトステロール、PPG-4セテス-20、PEG-40水添ヒマシ油、コカミドMEA、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール、ベヘントリモニウムクロリド、ジステアリルジモニウムクロリド、EDTA-2Na、エタノール、塩化Na、トコフェロール、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料
サルフェートフリーの適度な洗浄力で、幅広い肌質に使いやすいシャンプー処方
ボタニストシャンプーモイストは低刺激なベタインやアミノ酸洗浄成分をベースに、さっぱり洗えるタウリンや酸性石けんを加え、全体的に適度な洗浄力といったところ。
多くの市販品が(極端に洗浄力の強い)サルフェートやスルホン酸系洗浄成分を使用する中、ボタニストシリーズはサロン品に近い配合成分クオリティに◎
ボタニストモイストの洗浄成分はこちらをタップ!
ボタニストモイストの洗浄成分(配合が多い順に)
コカミドプロピルベタイン | ベタイン系。両性界面活性剤の1つで、低刺激で安全性も高い。髪のコンディショニング効果もあり。 |
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ココイルメチルタウリンNa | タウリン系。アミノ酸に似た洗浄成分で、さっぱりと洗えながらも低刺激。 |
ラウロイルメチルアラニンNa | アミノ酸系の洗浄成分。低刺激で髪や頭皮に優しい。 |
ラウラミドプロピルベタイン | ベタイン系。両性界面活性剤の1つで、低刺激で安全性も高い。髪のコンディショニング効果もあり。 |
ラウロイルサルコシンNa | アミノ酸系だが洗浄力は強めで一部の方には刺激性あり。 |
ラウレス-4カルボン酸Na | 酸性石けん系の洗浄成分。低刺激ながらさっぱりと洗える。 |
ココイルグルタミン酸TEA | アミノ酸系の洗浄成分。アミノ酸の中でも特に優しめの洗浄力で、しっとりした質感になりやすい。 |
そしてボタニストシャンプーモイストの洗浄成分は、同シリーズのダメージケアとほぼ同じ処方になっていました。
ただモイストは洗浄成分より(保湿効果の高い)グリセリンが高配合され、しっとりした質感を調整してきたイメージ。
洗浄成分よりグリセリンが高配合されることは珍しく、おかげでモイストはしっとり感ある仕上がりに。
ただ一点注意点としては、脂性肌(オイリー肌)の方だと頭皮がベタっとなるケースもあること。
モイストは適度に洗浄力あるものの、グリセリン高配合でベトつく可能性あるので脂性肌の方は注意してほしいです。(逆に乾燥肌には◎)
シャンプーの成分構成やサルフェートの注意点はこちらをタップ!
シャンプーは約70%前後が水でできており、約20%が洗浄成分、残りの10%にコンディショニング成分や香料、防腐剤などが配合されてるイメージです。
つまりシャンプーでもっとも重要なのは洗浄成分であり、ここで全てが決まるといっても過言ではありません。
例えばカラーやダメージ毛を優しくケアしたい…そんな方はいくら補修、保湿成分が入っていても、もとの洗浄力が強めな処方だと色落ちや傷みが進行しやすいので注意が必要です。
また一般的な市販シャンプーは(コストが安く強洗浄力な)サルフェート系洗浄成分(ラウレス硫酸など)で構成されたものが多め。
さっぱり洗いたい方にはいいですが、頭皮や髪のバリア機能まで落としてしまう可能性もあり、トラブルの原因にもなりやすいため注意が必要です。
その点ボタニストシャンプーシリーズは、市販では希少なサルフェートフリー処方に◎
ボタニストの中では一番しっとり系で、髪のパサつきや広がり抑えたい方に◎
ボタニストシャンプーモイストは補修&保湿成分がバランスよく配合され、髪のまとまり&ボリュームダウン効果を体感しやすい処方に。
コンディショニング成分もダメージケアと似てましたが、モイストは「潤い」に特化したイメージでした!
ボタニストモイストの主なコンディショニング成分
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル | 植物由来の毛髪補修成分。傷んだキューティクルの補修効果あり。 |
---|---|
加水分解野菜タンパク | 浸透性に優れ、指通りをなめらか&艶感UP。 |
トウミツ スフィンゴ糖脂質 | 保湿効果に優れ、肌に潤いを与えながら肌環境を整える。 |
シラカンバ樹液 ガラクトミセス/シラカンバ樹液発酵液 | 肌に潤いを与え、抗酸化作用もあり。 肌のターンオーバーを促し、バリア機能を高める効果もあり。 |
グリチルリチン酸2K | 肌荒れやかゆみを抑え、肌環境を整える。 |
アンズ核油 | 乾燥を防ぎ、エモリエント効果を高める。 |
加水分解コラーゲン 加水分解ヒアルロン酸 | 浸透性に優れ、高い保湿効果あり。肌や髪に潤いを与える。 |
セラミドNG | セラミドの中でも特に保湿力の高いヒト型セラミド。 高い保湿力でバリア機能をUP。 |
潤いに優れた補修&保湿成分がふんだんに配合され、乾燥やパサつき気になる方にもってこいのシャンプーでした◎
リニューアル後は頭皮に刺激性ある成分が追加され、痒みが出やすい方は注意
1つ気になった成分としては、リニューアル後のボタニストシャンプーモイストは頭皮に刺激性ある第4級アンモニウム塩が追加配合されたこと。
- ジステアリルジモニウムクロリド
- ベヘントリモニウムクロリド
上記は基本トリートメントに配合される成分ですが、ボタニストはシャンプーのみでもヘアケア効果を高めるため追加配合されたイメージ。(ちなみにリニューアル後は全てのボタニストに配合)
そのためリニューアル後は(シャンプーのみでも)髪のまとまりを体感しやすいものの、痒みが出やすい方は気をつけたいところ。
実は同メーカーが開発してるYOLUシャンプーも同じ第4級アンモニウム塩を配合した処方に。そしてYOLUシャンプーが大ヒットした背景をうけ、ボタニストでも同じ処方に近づけてきたのかな?と…。
【比較】ボタニストシャンプーシリーズの違いと選び方
ボタニストシャンプーのスタンダードラインは下記の5種類あり。
- スカルプクレンズ
- バウンシーボリューム
- スムース
- ダメージケア
- モイスト
種類が多いため「どれを買えば…」となりやすいですが、下記を参考に選んでみてください!
ボタニストシリーズの質感違い
おすすめ比較表
スカルプクレンズ | バウンシーボリューム | スムース | ダメージケア | モイスト |
頭皮ケア | ハリコシほしい | サラサラ | なめらか | しっとり |
すっきり洗いたい | ふんわり感ほしい | 軽めな質感好き | 指通りよくしたい | 広がり抑えたい |
健康毛 | 健康毛〜ダメージ少なめ | 健康毛〜ダメージ少なめ | ダメージ毛 | ダメージ毛 |
現在の髪質や仕上がり質感から逆算すると選びやすいです○
ボタニストシャンプー全5種類の違いやおすすめは下記でも詳しく解説してます。
【口コミ】ボタニストシャンプーモイスト購入者の声をチェック!
ボタニストシャンプーモイストを使用した方の参考になりそうな「口コミ」をチェックしてみました。
※リニューアル後の口コミをピックアップしてます!
良い口コミ
香りも良く洗い上がりもさわやかです。しっとりまとまるので気に入ってます。
Amazonより
以前はダメージヘア用を使っていたのですが、今回購入した方が髪のまとまりは良くなりました。香りはダメージヘア用の方が好きでしたが、こちらも悪くないです。
Amazonより
最近髪のかさつきが目立って、孫から勧められて、ちょっとお高めでしたが、思い切って替えて正解でした。とてもしっとりして毛先も馴染んで良かったです。
Amazonより
強い癖毛でヘアアイロンをしないと髪の毛爆発なほどです。白髪染めやアイロンで髪は乾燥…パサパサでしたが、これを使ってから潤ってきました。手触りが違う!
Amazonより
私のように乾燥毛の人ほど実感できるのではと思います!
悪い口コミ
他の口コミをチェック
【よくある質問】ボタニストシャンプーモイストのQ&A
まとめ → ボタニストモイストは乾燥&ダメージケアに◎なシャンプーでした
実際に使ってみましたが、ボタニストシャンプーモイストは髪のまとまりがとても良く、ストンと広がり抑えたい方におすすめしたい商品でした。
リニューアルして一部気になる点(頭皮に刺激性ある成分が追加配合や、内容量ダウン)もありますが、ストンとまとまり重視の方には満足度高い商品だと感じました◎
是非シャンプー選びの参考になれば嬉しいです。
ボタニスト5種類の違いはこちら