【口コミ】新ドロアス ダメージリペア(ピンク)はキシキシ?美容師が解析&使用感レビュー
ドロ(泥)シャンで人気のDROAS(ドロアス)シャンプーシリーズが、2023年にフルリニューアル。
こちらの記事ではリニューアル後のダメージリペアシャンプー(ピンク)を美容師が解析&使用感をレビュー。
ドロアスは”地肌ヘッドスパ”をテーマに、天然クレイ(泥)成分を配合したシャンプーシリーズに。
本記事はリニューアル後のドロアス ダメージリペアシャンプーをレビューしています。
DROAS(ドロアス)シャンプー全3種類の違いはこちらから
まず使ってみた結論から書くと、ダメージリペアシャンプーはすっきりとした洗い心地が特徴でしたが、ダメージ補修を謳うシャンプーとしてはおすすめしずらい…というのが正直な感想でした。
そのためヘアケア向き…というよりかはすっきりと頭皮ケアしたい方向けのシャンプーだと感じました。
前作より洗浄力は上がり、髪が軋む、カラーの色落ちは早い可能性が高く、ヘアケア目線ではリニューアル前の方が良かったです…^^;
DROAS ドロアス ダメージリペアシャンプー(ピンク)の基本情報 & 評価
商品名 | DROAS ドロアス ダメージリペアシャンプー |
---|---|
価格 | ¥1,100(税込) |
メーカー | 株式会社I-ne |
主な洗浄成分 | オレフィン×ベタイン |
内容量 | 400ml |
1回のコスト目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約16円 |
1本の消費期間目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約2ヶ月 |
香り | リフレッシュフローラルの香り |
購入先 | ドラッグストア バラエティショップ ネット通販 |
当メディアの評価
- 地肌汚れを落としやすい
- すっきりした洗い心地
- サラッとした質感
- シリコンフリー
- コンパクトなボトルデザイン
- ダメージリペアなのに洗浄力が強め
- カラー毛だと軋みが気になる
【リニューアル後の違い】ドロアス ダメージリペアシャンプーの成分解析
- 洗浄主成分がアミノ酸 → 強洗浄力のスルホン酸系になり、ダメージリペア視点では改悪かも…
- 一部の美容成分が追加配合
- 仕上がりはサラッと軽めで、ダメージ補修には物足りなさあり
成分表はこちらをタップ!
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸TEA、モロッコ溶岩クレイ、カオリン、粘土、マイカ、モンモリロナイト、海塩、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、加水分解サケ卵巣膜エキス、サクシノイルアテロコラーゲン、イソステアロイル加水分解コラーゲン、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、ヒドロキシエチルウレア、シア脂、ヒバマタエキス、加水分解コンキオリン、アルガニアスピノサ核油、アラニン、アルギニン、グルタミン酸、コカミドメチルMEA、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-50、ペンチレングリコール、塩化Na、イソステアリン酸、DPG、BG、コレステロール、ヒドロキシアパタイト、ポリソルベート20、キトサンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、クオタニウム-18、クオタニウム-33、PG、クエン酸、クエン酸Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料
洗浄主成分がアミノ酸 → 強洗浄力のスルホン酸系になり、ダメージリペア視点では改悪かも…
前作ダメージリペアの洗浄主成分はマイルドな洗い心地のアミノ酸系だったのに対し、リニューアル後は強洗浄力のオレフィン(C14-16)スルホン酸Naが洗浄主成分に。
ダメージリペア主要洗浄成分
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na | スルホン酸 | 洗浄力が強めですっきりした洗い心地。泡立ちが良く泡切れもいい。 |
---|---|---|
コカミドプロピルベタイン | ベタイン | 両性イオン界面活性剤の一種で、洗浄(陰)とリンス(陽)どちらの用途をもつ。 低刺激で安全性が高く、ベビー用や高級シャンプーに配合。 |
ラウロイルメチルアラニンNa | アミノ酸 | アミノ酸系の洗浄成分で、適度な洗浄力ながら低刺激で髪や頭皮に優しい。 |
ココイルグルタミン酸TEA | アミノ酸 | アミノ酸系洗浄成分で低刺激、かつコンディショニング効果もあり。アミノ酸系の中でも特にしっとりとした質感になりやすい。 |
オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは洗浄力と脱脂力がかなり強めで、避けられがちなサルフェート(硫酸系)と同じくらいの洗浄力と言われている。
すっきりと皮脂汚れを落とすにはいいが、優しく洗いたいダメージケアという視点で見ると避けたい洗浄成分。(カラーの退色を抑えたい方や、乾燥肌の方にもおすすめしにくい)
ダメージリペアを謳うシャンプーなのに、アミノ酸→スルホン酸系の洗浄主成分に変えたのは、正直 改悪といってもいいかなと…。
ダメージ毛はデリケートなため、洗浄力が優しめなシャンプーを使用するのがおすすめです。
シャンプーは洗浄成分で決まるといっても過言ではないため、上記リニューアル(洗浄主成分の変更)は残念な点でした。
一部の美容成分が追加配合
新ドロアス ダメージリペアシャンプーでは、下記の成分が追加配合しました。
追加された成分
カオリン | 天然ミネラルクレイ成分。皮膚への吸着力が高く、高い保湿力もあり。 |
---|---|
ヒドロキシエチルウレア | 低刺激の尿素誘導体。保湿効果が高く、髪や頭皮への潤いUP。 |
キトサンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド | 髪への吸着効果が高く、皮膜を形成。コンディショニング効果が高く、質感を滑らかにする。 |
基本的なクレイ成分やコンディショニング成分は似ていて、ベースはそのままで上記成分が追加になったイメージです。
その他コンディショニング成分
加水分解ケラチン | ダメージ部分に吸着し、バリア機能を高める。 |
---|---|
加水分解シルク | 肌や髪への保湿効果が高く、ハリコシ、指通りをUP。 |
加水分解コラーゲン | 保湿、保水性が高く、バリア機能を高める。 分子が細かく、浸透性、吸着性がかなり高い。 |
セラミドNG セラミドNP セラミドAP | セラミドの中でも特に保湿力の高いヒト型セラミド。 高い保湿力でバリア機能をUP。 |
アルガニアスピノサ核油 | 通称アルガンオイル。 高い保湿効果をもち、パサつきや枝毛を抑える。 |
約1,000円という価格を考えると、コンディショニング成分のクオリティは高め◎ ただ洗浄成分が強くなったのは残念…
仕上がりはサラッと軽めで、ダメージ補修には物足りなさあり
ドロアス ダメージリペアの仕上がりはサラッと軽めで、少し髪にハリコシ感が出たように感じられました。
ただカラー毛やダメージ毛だとやや軋みが気になり、ダメージ補修としては物足りなさを感じました。
上記はカラー毛&うねり毛の妻です。使用感は「指通りはあまり良くなく、まとまりにくい。個人的にはモイストグロッシーが一番仕上がりがいい!」との事。
すっきり洗いたい、そしてしっとりよりサラサラ好きの方におすすめです。ただダメージ補修としてはあまり期待しない方がいいかなと^^;
そのため
- 軟毛〜普通毛
- 健康毛〜ダメージは少なめ
- サラッと軽めの質感が好き
- 洗い上がりのすっきり感がほしい
方におすすめしやすいシャンプーだと感じました。
ドロアス ダメージリペアシャンプー購入者の口コミをチェック
実際にドロアス ダメージリペアシャンプーを使用している方の口コミをチェックしてみました。
良い口コミ
シャンプー後、まとまりが良いと感じます。
Amazonより
ボトルもお洒落なデザインで、コンパクトなので、場所を取ることなく棚にスッキリ収まりました。
気に入って、いつも使っています。
Amazonより
髪がサラサラになるので、嬉しいです。
白髪染めをしている痛みがちなかみで、頭皮の匂いもきになりがちですが、半年位使ってますが気にならないで過ごせています。
Amazonより
週に一度トリートメントはしています。
毛質は細くも太くもないダメージヘアーです。
パケも可愛くて、使用感もかなりいいです。
Amazonより
特にシャンプーはリンスしたのかと思うぐらいツルツルになり、リンスも良い感じでさらさらになります。
ただ、しっとり感が欲しい!かなりダメージのある髪に使いたいという方はヘアオイルなどは必須かなと思います。
悪い口コミ
【よくある質問】ドロアス ダメージリペアシャンプーのQ & A
まとめ → ドロアス ダメージリペアシャンプーはヘアケア…というより頭皮ケア向き
- 洗浄主成分がアミノ酸 → 強洗浄力のスルホン酸系になり、ダメージリペア視点では改悪かも…
- 一部の美容成分が追加配合
- 仕上がりはサラッと軽めで、ダメージ補修には物足りなさあり
- どちらかというとすっきりと皮脂汚れを落としたい方におすすめ
ドロアスダメージリペアシャンプーは、リニューアル前は(洗浄力が優しめな)アミノ酸洗浄成分がメインでしたが、リニューアル後は強洗浄力のスルホン酸系に変わっていました。
洗浄力は強めなためすっきりとした洗い心地はあるものの、ダメージリペアと謳うシャンプーとして物足りなさはあり。
シャンプーは洗浄成分でほぼ決まるといってもいいため、正直リニューアル前のダメージリペアの方が良かったです…。
頭皮汚れが気になる方や、すっきりとした洗い心地がほしい方にはおすすめですが、ダメージリペアとして使用するのはおすすめできないというのが正直な感想でした。
是非シャンプー選びの参考にしてください。
ドロアスの違いはこちらから