ドライシャンプーのおすすめや選び方を美容師が解説!入院や防災時、汗や匂い対策に!【ドラッグストアで買える】


ドライシャンプーは汗や皮脂・匂いを手軽にオフできる便利アイテムですが、選び方を間違えると「全然すっきりしない…」といまいちに感じることも。
そこでこちらの記事では、ドライシャンプーのおすすめや選び方をわかりやすく美容師が解説。





ドライシャンプーはいろんなタイプがあり、それぞれで特徴やおすすめは変わります。そこで「いつ・どんな場面で使うか」をはっきりしておくと失敗しにくくなります。


ドライシャンプーの特徴別おすすめタイプ
スプレータイプ | ミストタイプ | フォームタイプ ※泡タイプ | シートタイプ ※拭き取りタイプ | パウダータイプ | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 | ![]() ![]() 皮脂吸着パウダーでさっぱり。即効性あり。 | ![]() ![]() 水分が含まれ、保湿しながらリフレッシュ。 | ![]() ![]() 泡タイプで、頭皮マッサージしながら使える。 | ![]() ![]() 頭皮を拭き取って皮脂や匂いをオフできる。 | ![]() ![]() 手で揉み込むタイプ。メイク直しや持ち運びに便利。 |
おすすめ | 頭皮のベタつきやニオイが気になる | 汗っかき、運動後に使いたい | しっかりめの使用感を求める方 | 外出先や介護・災害時など水が使えない場面で使いたい | ペタつく前髪や頭頂部のボリューム調整したい |
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本記事のスプレータイプはガス(LPG)で勢いよく噴射する速乾タイプを指し、ミストタイプは霧吹きのようにしっとりした液体が出るタイプで分類しています。(※商品によってはミストタイプでもスプレーと記載されてるものもあり)また一部の商品はドラッグストアで販売してないケースや、時期によっては価格が変動している場合がございます。
ドライシャンプーとは?用途やデメリットをしっかり理解してから買おう


- 忙しい朝や体調不良でお風呂に入れないときの代替洗髪
汗や皮脂を手早くオフし、ニオイを軽減できる - 外出先・旅行・キャンプ・災害時の水のいらないケア
水場がない環境でもサッとリフレッシュできる - スポーツやジム後のリフレッシュ目的
運動後の汗やニオイ対策に◎ - 前髪やトップのふんわりスタイリング補助
ペタついた根元のボリューム出しにも便利 - 介護や入院中など、洗髪が難しい場面の衛生ケア





上記のようにドライシャンプーにはたくさんの用途があり、さまざまなシーンで活躍できるアイテムです。ただデメリットも多いため、下記の注意点を頭にいれておきましょう。
- 洗髪の代わりにはなるが、頭皮の完全洗浄はできない
皮脂やスタイリング剤の蓄積までは取りきれず、使用後のスッキリ感がいまいちなことも - 使いすぎると頭皮環境が悪化することも
完全に皮脂汚れは落としきれないため、継続使用で汚れが蓄積し、かゆみ・匂いの原因にも - 製品によってはアルコール量が多く刺激性もあり
一般的なシャンプーよりエタノール配合量が多くなりやすく、敏感肌・乾燥肌の方は注意 - 香りのマスキング効果がかえって不快になることも
汗やスタイリング剤の匂いとドライシャンプーの香りが混ざり、かえって逆効果になることも - タイプ選びを間違えるとベタついたり白残りすることも
髪質や目的に合わせたタイプ選びが必要(スプレー、ミスト、フォームなど)




ドライシャンプーの一番のデメリットは、スッキリ感がいまいちに感じやすいこと。



一般的なシャンプーのような使用感を期待して使うと満足度は下がりやすいです。そのため「いつ・どんな場面で使うか」をはっきりさせてから買うのがおすすめ。下記の「特徴別おすすめタイプ」を参考に選んでみましょう!
ドライシャンプーの特徴別おすすめタイプ
スプレータイプ | ミストタイプ | フォームタイプ ※泡タイプ | シートタイプ ※拭き取りタイプ | パウダータイプ | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 | ![]() ![]() 皮脂吸着パウダーでさっぱり。即効性あり。 | ![]() ![]() 水分が含まれ、保湿しながらリフレッシュ。 | ![]() ![]() 泡タイプで、頭皮マッサージしながら使える。 | ![]() ![]() 頭皮を拭き取って皮脂や匂いをオフできる。 | ![]() ![]() 手で揉み込むタイプ。メイク直しや持ち運びに便利。 |
おすすめ | 頭皮のベタつきやニオイが気になる | 汗っかき、運動後に使いたい | しっかりめの使用感を求める方 | 外出先や介護・災害時など水が使えない場面で使いたい | ペタつく前髪や頭頂部のボリューム調整したい |
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スプレータイプのおすすめドライシャンプーと特徴





スプレータイプのドライシャンプーは「即効性や爽快感・手軽さ」を重視したい方におすすめ。一般的にドライシャンプー=スプレータイプが多い印象です。
本記事のスプレータイプはガス(LPG)で勢いよく噴射する速乾タイプを指します。
- 皮脂やベタつき、汗の匂いを瞬時にリセットできる
- 根元にボリュームが出やすく、サラサラな質感になりやすい
- メントール系ならスーッと爽快感が得られる
- 手を汚さず、外出先でも手軽に使える
スプレー×ドライシャンプーのおすすめ
ダイアン
![]() ![]() ダイアン ドライシャンプー | |
価格&容量 | 1,400円前後 / 95g 900円前後 / 40g |
タイプ | スプレー |
種類 | フレッシュシトラスペアの香り グレープフルーツ&ペパーミントの香り フレッシュマンゴー&ムスクの香り ※無香料やクールモデルもあり |
特徴 | 洗いたてのようなすっきり感と、爽やかな香りでリフレッシュ!香りのラインナップも充実! |


エイトザタラソ
![]() ![]() エイトザタラソ ウォーターレス ドライシャンプー | |
価格&容量 | 1,400円前後 / 80g 900円前後 / 40g |
タイプ | スプレー |
香り | アクアホワイトフローラルの香り ※無香料モデルもあり |
特徴 | 皮脂吸着パウダーで洗いたてのようなふんわりサラサラな髪へ。石けん系の爽やかな香りが◎ |


スティーブンノル KNOLL
![]() ![]() スティーブンノル ドライシャンプー エアリー | |
価格&容量 | 1,400円前後 / 80g 900円前後 / 40g |
タイプ | スプレー |
香り | グリーンフローラルの香り |
特徴 | 皮脂吸着パウダーが匂いやベタつきを瞬時にリセット!サラッとふんわり感ある仕上がりに! |


メリット
![]() ![]() メリット ドライシャンプースプレー | |
価格&容量 | 800円前後 / 130g |
タイプ | スプレー |
香り | 爽やかなバーベナ&レモンの香り |
特徴 | パチパチと弾けて清涼感が◯!ペタつく髪もさらさら髪に!コスパ重視の方にもおすめ! |


ミストタイプのおすすめドライシャンプーと特徴





ミストタイプのドライシャンプーは「さっぱり+保湿」のバランスが欲しい方にぴったりのタイプです!
本記事のミストタイプは霧吹きのようにしっとりした液体が出るタイプを指します。(※商品によってはミストタイプでもスプレーと記載されてるものもあり)中には拭き取りが必要な商品もあるので、記載の使用方法を確認しましょう。
- 水分を含んでいるので、乾燥しがちな頭皮にも優しくつっぱりにくい
- 頭皮や髪の匂いをしっかりリフレッシュできる
- メントールやアロマ系の香りで気分転換にも◎
ミスト×ドライシャンプーのおすすめ
フレッシィ
![]() ![]() フレッシィ ドライシャンプー 水のいらないシャンプー | |
価格&容量 | 800円前後 / 150ml |
タイプ | ミスト |
香り | ー |
特徴 | いつでもどこでも簡単に髪と頭皮の不快をスッキリ! |


プロダクト
![]() ![]() プロダクト ドライシャンプー | |
価格&容量 | 1,600円前後 / 115ml 900円前後 / 50ml |
タイプ | ミスト |
種類 | ペパーミントの香り シトラスの香り オレンジアイスティーの香り ※クール、無香料モデルもあり |
特徴 | 1プッシュで清涼な爽快感!天然由来成分で頭皮を清潔にキープ! |


ダイアン ボヌール
![]() ![]() ダイアン ボヌール ドライシャンプー | |
価格&容量 | 1,400円前後 / 120ml 900円前後 / 55ml |
タイプ | ミスト |
種類 | ブルージャスミン&ミストの香り スノーローズの香り フレッシュペア&ミントの香り 微香タイプ |
特徴 | 髪だけでなくボディにも使える!フレグランスで香りのリセット効果も◯ |


DHC
![]() ![]() DHC 水のいらないリフレッシュシャンプー | |
価格&容量 | 900円前後 / 150ml |
タイプ | ミスト |
香り | ウォーターシトラス |
特徴 | アミノ酸系のうるおいキープ成分や保湿成分を配合! |


フォーム(泡)タイプのおすすめドライシャンプーと特徴





フォームタイプのドライシャンプーは「一般的なシャンプーのようなしっかりめの使用感を重視」したい方におすすめです!
- 一般的なシャンプーのようなしっかりめの使用感
- 泡が頭皮全体に広がりやすく、マッサージしやすい
- 拭き取りが必要だが、汚れや匂いをしっかりオフできる
泡フォーム×ドライシャンプーのおすすめ
ハビナース
![]() ![]() ハビナース お湯のいらない泡シャンプー | |
価格&容量 | 800円前後 / 200ml |
タイプ | 泡・フォーム |
香り | フローラルの香り |
特徴 | 看護から生まれた泡タイプのドライシャンプー!コンディショニング成分配合で絡まりにくい! |


コモライフ
![]() ![]() コモライフ 水のいらない泡シャンプー | |
価格&容量 | 1,500円前後 / 200ml |
タイプ | 泡・フォーム |
種類 | シャボンの香り |
特徴 | 低刺激な洗浄成分配合で子供から大人まで使いやすい!頭だけでなく体もOK! |


サルバ
![]() ![]() サルバ ドライシャンプー | |
価格&容量 | 600円前後 / 200g |
タイプ | 泡・フォーム |
種類 | 無香料 |
特徴 | うるおいを与えるコラーゲン配合の泡シャンプー。香りが苦手な方に◯! |


スキナ
![]() ![]() スキナ ドライシャンプー | |
価格&容量 | 900円前後 / 140g |
タイプ | 泡・フォーム |
香り | さわやかな柑橘系の香り |
特徴 | 髪や地肌になじみやすい泡で、汚れや匂いをすっきり落としやすい! |


シート(拭き取り)タイプのおすすめドライシャンプーと特徴





シート(拭き取り)タイプのドライシャンプー「簡単・即効・携帯性」を求める方におすすめです!
- 汗や皮脂を直接拭き取れて、即効でスッキリ感を得られる
- 使い方がシンプルで、誰でも簡単に使える
- コンパクトで携帯しやすく、外出先・旅行・災害時にも
シート×ドライシャンプーのおすすめ
メリット
![]() ![]() メリット ドライシャンプーシート | |
価格&容量 | 400円前後 / 12枚入り |
タイプ | シート・拭き取り |
種類 | すっきり爽快タイプ / フレッシュシトラスペアの香り さらっと髪まとめるタイプ / みずみずしいサボン&ピーチの香り |
特徴 | とにかくすっきりしたい時に!サッと拭くだけですっきり爽快! |


ダイアン
![]() ![]() ダイアン ドライシャンプーシート | |
価格&容量 | 500円前後 / 12枚入り |
タイプ | シート・拭き取り |
種類と香り | フレッシュシトラスベアの香り 無香料 |
特徴 | 髪だけでなく全身OK!細かいメッシュで汚れを拭きつつ、パウダーインでさらっと仕上げ! |


サクセス
![]() ![]() サクセス 水のいらないシャンプーシート | |
価格&容量 | 1,200円前後 / 20枚入り |
タイプ | シート・拭き取り |
香り | 無香料 |
特徴 | 皮脂やベタつき・頭皮臭が気になるメンズに◯!厚手の大判シートでたっぷり拭ける! |


フレッシュケア
![]() ![]() フレッシュケア ドライシャンプーシート | |
価格&容量 | 500円前後 / 10枚入り |
タイプ | シート・拭き取り |
香り | 心安らぐラベンダーの香り |
特徴 | 拭き取り化粧水をしみこませたシートで、頭皮のベタつきや汚れをすっきり! |


パウダータイプのおすすめドライシャンプーと特徴





パウダータイプは「前髪などの部分使い・汗対策・持ち運び重視」の方におすすめです!
- 前髪や根元のベタつき&ペタつき対策にピンポイントで使いやすい
- 皮脂や汗をしっかり吸着して、長時間サラサラ感をキープ
- 自然なボリュームアップ効果がありスタイリング目線にも◎
- アイテムが小さいので持ち運びにも便利
パウダータイプのおすすめ
フジコ FPPパウダー
![]() ![]() フジコ FPPパウダー | |
価格&容量 | 1,980円(税込) / 8.5g |
タイプ | パウダー |
種類 | 石けんの香り |
特徴 | ポンポンするだけで瞬間「さらふわ髪」に!前髪や頭頂部のベタつきが気になる時に◎ |


MAEKAMI マエカミポンポンパウダー
![]() ![]() マエカミポンポンパウダー | |
価格&容量 | 1,650円(税込) / 8g |
タイプ | パウダー |
香り | 香料不使用 |
特徴 | ドライな質感を出しやすいポンポンパウダー。前髪のペタつき防止に◎ |


&be アンドビー スムースパウダー
![]() ![]() &be アンドビー スムースパウダー | |
価格&容量 | 2,000円前後 / 8g |
タイプ | パウダー |
香り | 無香料 |
特徴 | 髪や頭皮だけでなく全身に使えるパウダー!お出かけ時の汗やメイク崩れ対策に重宝! |


リーゼ サラサラ前髪復活パウダー
![]() ![]() リーゼ サラサラ前髪復活パウダー | |
価格&容量 | 1,300円前後 / 5g |
タイプ | パウダー |
香り | 無香料 |
特徴 | ポンポンするだけで朝セットの前髪が復活!透明感あるパウダーで黒髪でも白浮きしにくい! |


【Q&A】ドライシャンプーのよくある質問


美容師が教えるドライシャンプーでスッキリ感を高める方法





ドライシャンプーを用途別にまとめましたが、少しの工夫でよりスッキリ感を高めることもできます。下記の方法も是非取り入れてみましょう!
- 髪や頭皮をブラッシングしておく
- 頭皮にしっかり届くように使用する
- 使用後はタオルで拭き取る(蒸しタオルもおすすめ!)
髪や頭皮をブラッシングしておく


ドライシャンプーを使う前に、まず髪や頭皮を丁寧にブラッシングしておくことで、使用後のスッキリ感がぐっと高まります。



実はこのひと手間が、ドライシャンプーの効果を最大限に引き出す鍵でもあり◯


事前にブラッシングをすることで、髪についたホコリや花粉、スタイリング剤の残りなどの汚れをあらかじめ浮かせておくことができます。
また頭皮の皮脂や古い角質もやさしくかき出せるため、ドライシャンプーが頭皮にしっかり届きやすくなり、洗浄効果や爽快感がアップする効果も!





おすすめはクッション性のある天然毛とナイロンピンの混合ブラシ。髪を傷めずに、汚れをしっかり取り除くことができます。頭皮を軽くマッサージするようにブラッシングすれば血行促進にもなり、よりさっぱりとした仕上がりに。


頭皮にしっかり届くように使用する


ドライシャンプーを使うとき、多くの方が髪の表面にだけスプレーや泡をのせて終わってしまいがちですが、スッキリ感をしっかり感じたいなら頭皮にしっかり届くように使うのがポイント!
使い方のコツは、まず髪をかき分けて地肌を露出させること。そこにスプレータイプなら数センチ離して直接噴射、ミストやフォームタイプなら指先でなじませるように地肌につけます。



特に皮脂分泌の多い前髪の生え際、頭頂部、耳まわりなどは重点的にケアすると、仕上がりに差が出やすくなりますよ。
使用後はタオルで拭き取る(蒸しタオルもおすすめ!)


スプレーやミストタイプのドライシャンプーは拭き取りなしでも使用できますが、浮き上がった汚れがベタつきやニオイの原因になることもあるため「タオルで拭き取り」するのもおすすめ。(※泡タイプは必ず拭き取りしましょう)



とくにおすすめなのは蒸しタオル。温めたタオルで優しく頭皮を包み込むことで毛穴がほんのり開き、汚れや皮脂がよりスムーズに拭き取れます。メントール成分入りのドライシャンプーと合わせれば、まるでヘッドスパ後のようなスッキリ感に。


蒸しタオルは水で絞ってレンジで温めるとかんたんにつくれます。また蒸しタオルがない場合は、清潔な乾いたタオルでもOK!
前髪の生え際や耳まわり、襟足など皮脂がたまりやすい部分を中心に、ポンポンと優しく押さえるように拭き取るのがポイントです。



今回紹介したドライシャンプーとあわせて参考にしてください!
もう一度チェックしたい方はこちらから
スプレータイプ | ミストタイプ | フォームタイプ ※泡タイプ | シートタイプ ※拭き取りタイプ | パウダータイプ | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 | ![]() ![]() 皮脂吸着パウダーでさっぱり。即効性あり。 | ![]() ![]() 水分が含まれ、保湿しながらリフレッシュ。 | ![]() ![]() 泡タイプで、頭皮マッサージしながら使える。 | ![]() ![]() 頭皮を拭き取って皮脂や匂いをオフできる。 | ![]() ![]() 手で揉み込むタイプ。メイク直しや持ち運びに便利。 |
おすすめ | 頭皮のベタつきやニオイが気になる | 汗っかき、運動後に使いたい | しっかりめの使用感を求める方 | 外出先や介護・災害時など水が使えない場面で使いたい | ペタつく前髪や頭頂部のボリューム調整したい |
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また下記ではドライシャンプーのデメリットや使い方をまとめています。




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