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シャンプー成分のグリセリンはどんな効果がある?美容師がわかりやすく解説

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成分名グリセリン
医薬部外品成分表示名グリセリン、濃グリセリン
用途保湿
グリセリンのシャンプー効果まとめ
  • 頭皮や髪を保湿し、乾燥を防ぐ
  • しっとりした質感をつくりやすくする
  • 髪の柔らかさと滑らかさUP
美容師の大脇

グリセリンは安全性が高く多くの製品に配合される成分ですが、本記事ではグリセリン配合によるシャンプー効果にのみ絞って美容師が解説します。

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この記事の監修者

訪問美容室Ringo
  • 外出が難しい方へ出張美容サービスを展開
  • 三重県の一部地域(津〜四日市)で活動中
  • 介護施設〜居宅までご希望の場所へ訪問
  • ご予約 & メニュー料金はこちらから
美容師 大脇貴志
  • 三重県の 訪問美容室Ringo 代表
  • 日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ
  • 化粧品成分1級(成分上級スペシャリスト)
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シャンプーに含まれるグリセリンの効果

グリセリン

多くのシャンプーに配合されている成分の一つであるグリセリン。

一言まとめると「保湿」効果に優れた成分になります。

美容師の大脇

高い保湿効果があるため、シャンプーなどのヘアケア用品以外でもスキンケア、ボディケア用品などにも幅広く使われていますよ。

高い保湿効果

グリセリン

グリセリンは水分を引き寄せて保持する性質があり、髪や頭皮に潤いを与える効果があり。(高い保湿効果)

これにより乾燥やかゆみを防ぎ、健康な頭皮環境を維持する働きにも期待。

またグリセリンは高い保湿効果から、様々な製品に配合されている成分でもあります。

グリセリンが配合されている製品例

スクロールできます
ヘアケア製品シャンプー、コンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアマスク、ヘアオイルなど、髪に潤いを与えるために配合
化粧品スキンケア製品(化粧水、乳液、クリーム、美容液)、メイクアップ製品(ファンデーション、プライマー)、マスクパックなど、保湿効果を与えるために配合。
ボディケアボディローション、ボディクリーム、ボディウォッシュ、ハンドクリーム、フットクリームなど、肌の保湿や柔らかさを向上させるために配合。
口腔ケア歯磨き粉、マウスウォッシュ、口内炎治療薬などに配合。(口内の乾燥を防ぎ、唾液の分泌を促進)

しっとりした質感をつくりやすい

グリセリンは保湿効果が高いため、しっとりした質感(仕上がり)をつくりやすくする成分でもあります。

美容師の大脇

シャンプーにはたくさんの成分が入ってるため一概になんとも言えませんが、グリセリン配合量が多いとしっとり感をつくりやすくなります。

化粧品では配合が多い順で成分が記載されています。

例えば下記商品は、グリセリンが(水の次に)一番多い珍しいシャンプーでもあります。

グリセリンを配合したシャンプー

基本水の次は洗浄成分がくる事が多いですが、上記シャンプーは洗浄成分よりグリセリンを多く配合。

そのため仕上がりがしっとりした質感になりやすく、保湿効果に力を入れているシャンプーなんだな〜と考える事ができます。

美容師の大脇

逆にオイリー肌の方だと、グリセリンが多いと余計ベタつく…なんてなりやすいので注意しましょう。

髪の柔らかさと滑らかさをUP

グリセリン原液

グリセリンは髪の表面に薄い保護膜を形成し、髪の柔らかさと滑らかさをUPさせる効果にも期待できます。

また髪を絡みにくくし、手触りや質感向上にも期待。

美容師の大脇

髪が硬い方はグリセリンなど入って「保湿効果」の高い商品を使う事で、しっとり柔らかい仕上がりをつくりやすくなりますよ^_^

是非シャンプー選びの参考にしてください。

当メディアは全ての商品を実際に使用し、美容師目線で正直にレビューしています。しかし記事内容は個人の体験談や感想をまとめたものであり、必ずや効果や安全性を保証するものではない事をご了承ください。また価格は記事執筆時時点のものであり変動する可能性もあります。

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