どれがいい?アンレーベルラボシャンプーのおすすめはこれ!3種類の違いを美容師が解説
2023年に登場した話題のアンレーベルラボ シャンプーシリーズ。
どちらも配合成分が市販とは思えないクオリティの高さで、ダメージケア向きシャンプーとして美容師目線でも特におすすめしたいシリーズに。
成分表を見た時は、これが市販シャンプーかとぶったまげました…!
現在アンレーベルラボのシャンプーは3種類(リペア、コントロール、モイスト)ありますが「おすすめはどれ?」という疑問にこちらの記事で解説。
まずはじめに、おすすめの選び方をかんたんに書くとこちら。
- リペア(黄)がおすすめ → 切れ毛やひっかかり、髪のダメージが気になる方
- コントロール(ピンク)がおすすめ → うねりを抑えたい、艶感ほしい方
- モイスト(青)がおすすめ→ 乾燥やパサつき、広がりが気になる方
悩みやどんな質感(仕上がり)にしたいかでおすすめは変わります。こちらの記事を参考に選んでみてください!
【比較表】アンレーベルラボシャンプー3種類の違い
比較表
リペア(黄) | コントロール(ピンク) | モイスト(青) | |
価格(税込) | ¥1,650 | ||
内容量 | 400ml | ||
質感 | サラサラ | なめらか | しっとり |
特徴 | 補修に特化 | うねりケアに特化 | パサつきケアに特化 |
洗浄力 | 適度 | マイルド〜適度 | マイルド |
洗浄成分 | タウリン系×アミノ酸 | アミノ酸×ベタイン | ベタイン×アミノ酸 |
香り | フローラルカシス | グリッターローズ | フルーティームスク |
おすすめ | ダメージ毛 カラーやパーマ毛 切れ毛や枝毛が気になる 敏感肌の方 | ダメージ毛 うねり毛 艶感ほしい | 乾燥やパサつき気になる 広がり抑えたい 髪や頭皮を優しく洗いたい方 |
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V リペア
水、ココイルメチルタウリンタウリンNa 、ココイルメチルタウリンNa 、ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシン、コカミドメチルMEA 、デシルグルコシド、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、マレイン酸、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP 、イソステアロイル加水分解シルク、イソステアロイル加水分解コラーゲン、イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛) 、フラーレン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa 、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ココイル加水分解ケラチン、ココイル加水分解コラーゲンK 、ラウロイルメチルアラニンNa 、ラウラミドプロピルベタイン、スクワラン、グリチルリチン酸2K 、アラントイン、ポリクオタニウム-47 、ポリクオタニウム-10 、クオタニウム-18 、クオタニウム-33 、イソステアリン酸、イソノナン酸イソノニル、グリセリン、コレステロール、エチドロン酸4Na 、クエン酸、PG 、安息香酸Na 、フェノキシエタノール、香料
KR コントロール
水、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、ココイルメチルタウリンNa、ココイル加水分解ケラチンK(羊毛)、ココイル加水分解コラーゲンK、ココイルアラニンTEA、コカミドMEA、ココイルグルタミン酸TEA、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、ミリスチルベタイン、イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)、マレイン酸、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、フラーレン、加水分解コンキオリン、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10、PVP、塩化Na、PPG-7、EDTA-2Na、クエン酸、水酸化K、BG、イソノナン酸イソノニル、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料
CO モイスト
水、コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドメチルMEA、ラウリルベタイン、ラウロイルアスパラギン酸Na、テトラオレイン酸ソルベス-40、コカミドMEA、イソステアロイル加水分解コラーゲン、マレイン酸、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、フィトスフィンゴシン、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ココイル加水分解コラーゲンK、ココイル加水分解ケラチンK(羊毛)、ケラチン、グリチルリチン酸2K、アラントイン、ポリクオタニウム-53、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10、リンゴ酸ジイソステアリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシエチルウレア、イソステアリン酸、クオタニウム-18、クオタニウム-33、コレステロール、キサンタンガム、カルボマー、ラウロイルラクチレートNa、DPG、EDTA-2Na、塩化Na、クエン酸、PG、フェノキシエタノール、香料
リペア(黄)がおすすめの方
- 髪の傷み、切れ毛や枝毛が気になる
- カラーの退色抑えたい
- サラサラ派で、ペタッとするのが嫌な方
- 敏感肌の方
髪の傷み、切れ毛や枝毛が気になる
アンレーベルVリペアシャンプーはダメージケアという名の通り補修に特化しており、髪の傷みが気になる方に特におすすめ。
切れ毛や枝毛が気になる方、傷みで指通りがひっかかる方はリペアが◎
というのもここまで補修に特化した市販シャンプーは珍しく、配合の補修成分も市販とは思えないクオリティの高さに。
リペアに配合の主な補修成分
マレイン酸 | ダメージボンドとして、傷んだ隙間を埋める働きで高い補修効果を発揮。 髪の酸化を抑えたり、キレート剤として水道水に含まれる金属成分を除去する働きあり。 |
---|---|
ヒト型セラミド | セラミドの中でも特に保湿力の高いヒト型セラミド。高い保湿力でバリア機能をUP。 ※成分表にはセラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAPと記載 |
イソステアロイル加水分解シルク イソステアロイル加水分解コラーゲン イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛) | 市販では珍しいPPT系の補修成分。分子が細かく、ダメージで流出したタンパク質を補給。 |
フラーレン | ビタミンCに似た抗酸化成分で、紫外線ダメージから髪や頭皮を守る。 エイジングケアとしてよく配合される美容成分。 |
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa | 通称ペリセア。浸透性&吸着性が非常に高く、保湿、補修効果やハリコシ感UP。 市販シャンプーではめったに配合されない高価な成分。 |
中でも特に注目したい補修成分はマレイン酸。ダメージボンドとして傷んだ隙間を埋めるような高い補修効果に期待◎
※マレイン酸はどのモデルにも配合されています!
アンレーベルVリペアはダメージケアにはもってこいなシャンプー&トリートメントとなっており、指通りが滑らかな質感を体感しやすくなっています。
カラーの退色抑えたい
アンレーベルVリペアのイメージカラーは黄色ですが、浸透型リペアビタミンC誘導体としてテトラヘキシルデカン酸アスコルビルが配合。
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル | 油溶性ビタミンCの1種。吸収性や浸透性が高く、キューティクル補修効果もあり。 酸化を抑え、カラーの退色や紫外線ダメージを抑える。 |
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そして浸透型リペアビタミンC誘導体が配合されてることで、酸化を抑え、カラーの退色や紫外線ダメージを抑える効果あり。
美白や紫外線ケアとしてよく配合されるビタミンCですが、カラーの色落ちや紫外線から髪を守る効果にも期待できます◎
そのためカラーの退色を抑えたいなんて方にもアンレーベルVリペアはおすすめ。
一応「洗浄力」で比較すると、モイストの方がマイルドなため、退色を抑えるならモイストでも◎です。ただ「補修」で見るとリペアの方が優れてるため、カラー毛をケアしていくとなると個人的にはリペアがおすすめです。
仕上がりはサラサラ派で、ペタッとするのが嫌な方に◎
アンレーベルVリペアはサラサラと指通りのよい質感で、絡まりが気になる方やペタッとするのが嫌な方におすすめ。
シャンプーのみだとサラッとしてますが、トリートメントのシリコーン配合量は(モイストより)リペアの方が多く、全体的な質感はなめらかに近いかなと!
また男女や家族間で共有する場合は、リペアの方が幅広い髪質に使いやすいシャンプーかなと思います。
敏感肌の方
アンレーベルラボシリーズはリペア、モイストともに肌荒れ防止成分のグリチルリチン酸2Kとアラントインを配合。
そのためどちらも痒みが出やすい敏感肌の方にもおすすめしやすいシャンプーですが、、
より肌に優しい方を選びたい…という方はリペアがおすすめ。
理由としてはトリートメントの(頭皮に刺激性ある)ベヘントリモニウムクロリド配合量がモイストの方が多めになってるため。
頭皮につけずにしっかり流せば問題ないことも多いですが、流す際に背中について荒れる…なんて可能性もあるため、、
より肌への負担をかけないという視点で見るとリペアがおすすめしやすいです。
トリートメントに「しっかりすすいでください」と表記されてるのは「肌によくないためしっかり流してください」という意味です。
リペアの口コミレビューはこちら
コントロール(ピンク)がおすすめの方
- うねりを抑えたい
- 髪にハリコシ感や艶感がほしい
- なめらかな質感(サラサラとしっとりの中間)にしたい方
うねりを抑えたい
ピンクのコントロールはうねりケアに特化したシャンプーで、癖やうねりを抑えたい方におすすめです。
髪内部の水分量を整えやすい補修成分がふんだんに配合され、バランスを整えることでうねりを抑えやすい処方に○
コントロールの主な補修成分
マレイン酸 | ダメージボンドとして、傷んだ隙間を埋める働きで高い補修効果を発揮。 髪の酸化を抑えたり、キレート剤として水道水に含まれる金属成分を除去する働きあり。 |
---|---|
フラーレン | ビタミンCに似た抗酸化成分で、紫外線ダメージから髪や頭皮を守る。 エイジングケアとしてよく配合される美容成分。 |
ココイル加水分解ケラチンK(羊毛) ココイル加水分解コラーゲンK イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛) ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛 | 市販では珍しいPPT系の高価な補修成分。分子が細かく、ダメージで流出したタンパク質を補給。 |
髪にハリコシ感や艶感がほしい
ピンクコントロールは浸透性に優れたケラチン(タンパク質)がポイントとなり、髪の芯を強化することでハリコシ感UPに期待。
そのため細毛や軟毛の方、加齢でだんだんと髪が細くなってきた…と感じる方にもおすすめです!
またグロスUPパールとして加水分解コンキリオンも配合され、髪に艶感がほしい方にもおすすめしやすいシャンプーとなっています。
なめらかな質感(サラサラとしっとりの中間)にしたい方
KR コントロールの質感はなめらか(サラサラとしっとりの中間くらい)で、サラッとしつつも毛先にややしっとり感残る仕上がりイメージに。
リペア(黄) | コントロール(ピンク) | モイスト(青) |
サラサラ | なめらか | しっとり |
仕上がりイメージに迷ったら、無難にピンクのコントロールを選んでおけば幅広い髪質に対応しやすいですよ○
モイスト(青)がおすすめの方
- 乾燥やパサつきが気になる
- ストンと広がり抑えたい
- 髪や頭皮を優しく洗いたい
乾燥やパサつきが気になる
続いてアンレーベルCOモイストは乾燥やパサつきが気になる方におすすめ。
モイストの主な補修&保湿成分
マレイン酸 | ダメージボンドとして、傷んだ隙間を埋める働きで高い補修効果を発揮。 髪の酸化を抑えたり、キレート剤として水道水に含まれる金属成分を除去する働きあり。 |
---|---|
ヒト型セラミド | セラミドの中でも特に保湿力の高いヒト型セラミド。高い保湿力でバリア機能をUP。 ※成分表にはセラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAPと記載 |
イソステアロイル加水分解コラーゲン ココイル加水分解コラーゲンK ココイル加水分解ケラチンK(羊毛) | 市販では珍しいPPT系の高価な補修成分。分子が細かく、ダメージで流出したタンパク質を補給。 |
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム | 高い保湿効果で滑らかな質感に。キューティクルを保護する役割も。 |
パサパサ見えるのが嫌!なんて方は保湿効果の高いモイストを選びましょう◎
ストンと広がり抑えたい
リペアの質感はなめらかでしたが、モイストはしっとりストンとした仕上がりをつくりやすくなってます。
広がりが気になる、ボリューム抑えたい…なんて方はモイストがおすすめ◎
またモイストではオリーブ果実油、ホホバ種子油、マカデミア種子油、ローズヒップ油といった油脂を配合しており、髪への柔軟効果も高めになっています。
そのため髪を柔らかく見せたい方や硬毛の方にもモイストはおすすめ。
逆に軟毛や細毛の方はリペア、もしくはコントロールがおすすめしやすいです!
髪や頭皮を優しく洗いたい
最後に「洗浄力」を比較すると、モイストの方がマイルドに。
そのため髪や頭皮を優しく洗いたい方にもモイストはおすすめです。
洗浄力を比較
リペア(黄) | コントロール(ピンク) | モイスト(青) | |
洗浄力 | 適度 | マイルド〜適度 | マイルド |
洗浄成分 | タウリン系×アミノ酸 | アミノ酸×ベタイン | ベタイン×アミノ酸 |
洗浄力強めが多い市販シャンプーの中ではリペアも優しめですが、モイストはより優しめの処方に!
モイストの口コミレビューはこちら
【よくある質問】アンレーベルシャンプーのQ&A
アンレーベルシャンプーはどれもヘアケア目線で◎!仕上がりや悩みから逆算して決めよう
まとめ
リペア(黄) | コントロール(ピンク) | モイスト(青) | |
価格(税込) | ¥1,650 | ||
内容量 | 400ml | ||
質感 | サラサラ | なめらか | しっとり |
特徴 | 補修に特化 | うねりケアに特化 | パサつきケアに特化 |
洗浄力 | 適度 | マイルド〜適度 | マイルド |
洗浄成分 | タウリン系×アミノ酸 | アミノ酸×ベタイン | ベタイン×アミノ酸 |
香り | フローラルカシス | グリッターローズ | フルーティームスク |
おすすめ | ダメージ毛 カラーやパーマ毛 切れ毛や枝毛が気になる 敏感肌の方 | ダメージ毛 うねり毛 艶感ほしい | 乾燥やパサつき気になる 広がり抑えたい 髪や頭皮を優しく洗いたい方 |
- リペア(黄)がおすすめ → 切れ毛やひっかかり、髪のダメージが気になる方
- コントロール(ピンク)がおすすめ → うねりを抑えたい、艶感ほしい方
- モイスト(青)がおすすめ→ 乾燥やパサつき、広がりが気になる方
アンレーベルラボシリーズはどちらも配合成分クオリティが非常に高めで、美容師目線でも◎な市販シャンプーでした。
そのためどちらもヘアケア目線では優秀ですが、特徴や質感が変わってくるため、悩みや好みの質感から逆算して選ぶのがおすすめ。
是非今回の記事を参考に選んでみてください!