【解析】リニューアルしたボタニストルースシャンプーを美容師が口コミ評価!違いや使用感を正直レビュー
ボタニストのエイジングケアラインとして登場したルースシャンプーが2024年にリニューアル。
こちらの記事ではリニューアル後のルースシャンプーの違いや、実際の使用感を美容師がまとめてみました。
結論、前作と同じく頭皮やエイジングケアにおすすめしやすいシャンプーでした!
※エイジングケアとは年齢に応じたケアのこと
低刺激ながらすっきり洗える洗浄成分ベースはそのままに、地肌ケアできる植物エキスがパワーアップしたイメージです。また清涼感あるジンジャー系の香りが個人的に好みでした!
今から買うならリニューアル後がおすすめ!
ROOTH ルースシャンプーストレートの基本情報 & 評価
商品名 | ボタニスト ルース エイジングケア ボタニカルシャンプー ストレート |
---|---|
価格 | 1,650円(税込) |
メーカー | 株式会社I-ne |
主な洗浄成分 | タウリン×アミノ酸 |
洗浄力 | 適度 |
内容量 | 460ml |
1回のコスト目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約21円 |
1本の消費期間目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約2ヶ月半 |
香り | グレープフルーツ&ジンジャー ※トリートメントはオレンジ&ジンジャーの香り |
購入先 | ドラッグストア バラエティショップ ネット通販 |
当メディアの評価
- 地肌ケアに○な配合成分クオリティ
- マイルドな洗浄力ながらさっぱりした洗い心地
- 髪のまとまりや指通りが○
- サルフェートフリー
- 清涼感あるジンジャーの香り
- スースー感が苦手な方には△
- ダメージケアにはやや物足りなさあり
- ドラッグストアに売ってないこともあり
【成分解析】リニューアル後のルースシャンプーストレートの違い
- マイルドな洗浄力で頭皮や髪を優しくケアしたい方に◎
- 地肌ケアに最適な植物エキスや、保湿効果の高いコンディショニング成分が配合
- メントール配合で、やや清涼感ありのすっきりした洗い心地
- 質感はなめらかでまとまり感が○!加齢でうねりが出てきた方に相性よし
基本的な成分処方は旧作と似てますが、地肌ケア目線でよりパワーアップしたイメージです。
新旧の成分表はこちらをタップ
新作
水、ココイルメチルタウリンNa、グリセリン、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ココアンホ酢酸Na、ショウガ根エキス、シラカンバ樹液、ガラクトミセス/シラカンバ樹液発酵液、ガラクトミセス/オリーブ葉発酵エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ウコン根茎エキス、チョウジエキス、コメヌカ油、スクワラン、グリチルリチン酸2K、加水分解野菜タンパク、加水分解ヒアルロン酸、ココイル加水分解コラーゲンK、グレープフルーツ果実エキス、PCA-Na、リンゴ酸、ポリクオタニウム-10、BG、DPG、デシルグルコシド、コカミドMEA、ラウリン酸PG、EDTA-2Na、エタノール、メントール、塩化Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料
旧作
水、ココイルメチルタウリンNa、グリセリン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、ココアンホ酢酸Na、ウコン根茎エキス、チョウジエキス、トウシキミ果実/種子油、コメヌカ油、スクワラン、加水分解ヒアルロン酸、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ルイボスエキス、マヨラナ葉エキス、グリチルリチン酸2K、シラカンバ樹液、加水分解野菜タンパク、ポリクオタニウム-10、ココイル加水分解コラーゲンK、デシルグルコシド、セテアレス-60ミリスチルグリコール、コカミドMEA、DPG、BG、リンゴ酸、塩化Na、エタノール、メントール、EDTA-2Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料
マイルドな洗浄力で頭皮や髪を優しくケアしたい方に◎
リニューアル後のルースシャンプーは低刺激ながらさっぱり洗えるタウリンやアミノ酸系をベースに、全体的に適度な洗浄力といったところ。
シャンプーの核となる洗浄成分はほとんど同じです。市販でありがちな強洗浄力のサルフェート系やスルホン酸は配合せず、適度な洗浄力で幅広い肌質に使いやすい処方が◎!
新旧の洗浄成分を比較(タップで切替)
ココイルメチルタウリンNa | タウリン系。アミノ酸に似た洗浄成分で、さっぱりと洗えながらも低刺激。 |
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ラウロイルメチルアラニンNa | アミノ酸系の洗浄成分。低刺激で髪や頭皮に優しい。 |
ラウラミドプロピルベタイン | ベタイン系。両性界面活性剤の1つで、低刺激で安全性も高い。髪のコンディショニング効果もあり。 |
コカミドプロピルベタイン | ベタイン系。両性界面活性剤の1つで、低刺激で安全性も高い。髪のコンディショニング効果もあり。 |
また新作ルースシャンプーでは洗浄成分と同じくらいグリセリンが配合され、より保湿効果の高い処方になっていました。
シャンプーの成分構成やサルフェート注意点はこちらをタップ!
シャンプーは約70%前後が水でできており、約20%が洗浄成分、残りの10%にコンディショニング成分や香料、防腐剤などが配合されてりイメージです。
つまりシャンプーでもっとも重要なのは洗浄成分であり、ここで全てが決まるといっても過言ではありません。
例えばカラーやダメージ毛を優しくケアしたい…そんな方はいくら補修、保湿成分が入っていても、もとの洗浄力が強めな処方だと色落ちや傷みが進行しやすいので注意が必要です。
また一般的な市販シャンプーは(コストが安く強洗浄力な)ラウレス硫酸が入ってるシャンプーが多いです。
さっぱり洗いたい方にはいいですが、頭皮や髪のバリア機能まで落としてしまう可能性もあり、トラブルの原因にもなりやすいため注意したいところ。
シャンプーの選び方は下記の記事でもわかりやすく解説しています。
地肌ケアに最適な植物エキスや、保湿効果の高いコンディショニング成分が配合
リニューアル後のルースシャンプーは地肌ケアに最適な植物エキスや保湿成分がふんだんに配合。(よりパワーアップしたイメージ)
前作と同様、地肌環境を整えたい方にもってこいのコンディショニング成分になっています○
新旧のコンディショニング成分を比較(下線が追加成分)
ショウガ根エキス ウコン根茎エキス チョウジエキス | 地肌の活性化、血行促進、抗炎症 |
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コメヌカ油 スクワラン | 保湿効果が高く、乾燥や肌荒れを防ぐ |
シラカンバ樹液 ガラクトミセス/シラカンバ樹液発酵液 ガラクトミセス/オリーブ葉発酵エキス | 肌に潤いを与え、抗酸化作用もあり。 肌のターンオーバーを促し、バリア機能を高める効果もあり。 |
加水分解ヒアルロン酸 | 分子が細かく浸透性が高いヒアルロン酸。高い保湿効果で、潤い、柔軟性、指通りの良さをUP |
グリチルリチン酸2K | 痒みや肌荒れ防止成分として配合 |
またヘアケア目線では、素早い浸透性で高い補修効果をもつジラウロイルグルタミン酸リシンNa(通称ペリセア)や、PPT(タンパク質)系のココイル加水分解コラーゲンKや加水分解野菜タンパクも配合。
地肌ケアしつつ髪のコンディショニング効果にも期待できる処方で、地肌も髪もWでケアしたい方にはたまらないシャンプーに◎
ジンジャーの効果はこちらから>> ジンジャーの効能とは?健康への効果や摂取方法を徹底解説!
メントール配合で、やや清涼感ありのすっきりした洗い心地
前作ルースシャンプーでは少量のメントール配合でわずかにスーッと清涼感残る洗い心地でしたが、リニューアル後の新モデルも同じ処方になっています。
また香りはより清涼感あるジンジャー系となり、これが個人的にとても好みの香りでした。
シャンプートリートメントで別々の香りを楽しめる!
シャンプー | トリートメント |
グレープフルーツ&ジンジャー | オレンジ&ジンジャー |
なかなかシャンプーでは珍しい香りで、スーッとリラックス効果にも期待できる「大人の香り」がたまらない…!
質感はなめらかでまとまり感が○!加齢でうねりが出てきた方に相性よし
リニューアル後のルースシャンプーストレートの質感は「なめらか」で、サラサラとしっとりの中間くらいに。
前作の仕上がりの良さは新作にも引き継がれ、サラッとしつつも毛先までまとまりやすい!(ちなみにトリートメントもノンシリコン処方)
また商品名の「ストレート」ですが、こちらは髪の水分量バランスを整えることでうねりを抑えていくというもの。
加齢によって髪の水分バランスが乱れることで「あれ?なんか最近うねってきた…?」と髪質の変化を感じることも。ルースシャンプーストレートは、地肌環境を整えながらエイジングケアできるぴったりのシャンプーだと感じました!
※エイジングケアとは年齢に応じたケアのこと
【補足】炭酸ジンジャーとあるが、炭酸シャンプーではないので注意
リニューアル後のルースシャンプーでは「炭酸ジンジャー」としてショウガ根エキスが追加配合されています。
ただキャッチフレーズで炭酸ジンジャーとありますが、(炭酸ガスを配合した)炭酸シャンプーではないので注意。
炭酸と記載あると「炭酸シャンプー!?」と思いそうですが、一般的な液体シャンプーです。(ジンジャーは分かるが…)
※公式によると、ショウガの抽出溶媒に炭酸ナノバブル水を使用してるとのこと。
とはいえ少量のメントール配合でわずかにスーッと残る洗い心地や、清涼感あるジンジャーの香りで、炭酸シャンプーで洗った後のようなすっきり感は体感しやすいかと思います!
【比較】ボタニストシャンプーシリーズとルースの違いは?
ルースシャンプーはもともとボタニストシリーズでしたが、新作ではよりボタニストシリーズっぽいパッケージデザインに。
そこでボタニストシャンプーとの比較表が下記の通り。
比較表
ルース | スカルプクレンズ | バウンシーボリューム | スムース | ダメージケア | モイスト | |
価格(税込) | ¥1,650 | ¥1,540 | ||||
容量 | 460ml | |||||
洗浄力 | 適度 | 強め | 適度 | 適度 | 適度 | 適度 |
洗浄主成分 | タウリン×アミノ酸 | 酸性石鹸×タウリン | タウリン×ベタイン | タウリン×ベタイン | ベタイン×タウリン | ベタイン×タウリン |
仕上がり | なめらか | サラッと軽め | ハリコシUP | サラサラ | なめらか | しっとり |
悩み | 地肌&エイジングケアしたい | すっきり洗いたい | ふんわり感ほしい | サラッと軽め好き | 指通りよくしたい | 広がり抑えたい |
香り |
仕上がりの質感違い
ルースの仕上がりはなめらか(しっとりサラサラの中間くらい)です。仕上がりの良さ以外にも地肌ケア目線でも優秀な点、頭皮に刺激性ある成分もないため、個人的にはボタニストの中でもルースがイチ推しです◎
※ルース以外のボタニストには、髪のコンディショニング効果を高めるため(頭皮に刺激性ある)カチオン成分が配合
歳を重ねて髪が細くなってきたりうねりが出てきた方や、地肌ケアもヘアケアも両方大事!という方はルースがおすすめ!
【よくある質問】ルースシャンプーストレートのQ&A
まとめ → 新作ルースは地肌ケア目線でパワーアップ!エイジングケア目線でもおすすめのシャンプーでした
- マイルドな洗浄力で頭皮や髪を優しくケアしたい方に◎
- 地肌ケアに最適な植物エキスや、保湿効果の高いコンディショニング成分が配合
- メントール配合で、やや清涼感ありのすっきりした洗い心地
- 質感はなめらかでまとまり感が○!加齢でうねりが出てきた方に相性よし
リニューアルした新作ルースシャンプーを使ってみましたが、前作の良さはそのままに、さらに使用感がパワーアップした中身となっていました。
年齢を重ね、肌質や髪質に変化を感じてきた…なんて方には特におすすめしたいシャンプーでした◎
また個人的には新作ルースの香りが特に良く、すっきりと清涼感ある香りに癒されたい方にもおすすめです。
是非シャンプー選びの参考にしてください。
今から買うならリニューアル後がおすすめ!
また下記ではボタニストとルースはどっちがいい?という疑問に対し、選び方をまとめています。
ボタニスト5種類の違いはこちら