【4種類】ウルリスシャンプーはどれがいい?美容師が解析&違いをまとめてみた


ドラッグストアで買える人気市販シャンプーのウルリス(ululis)シリーズ。
こちらの記事ではウルリスシャンプー4種類の違いや選び方を、実際に使ってみた美容師がまとめてみました。
- モイスチャー(青)
- EX リペア(黄)
- コントロール(ピンク)
- シャイニー(紫)





各モデルでおすすめタイプも変わるため、こちらの記事を参考に選んでみてください!
【比較表】ululis ウルリスシャンプー4種類の違い


![]() ![]() モイスチャー | ![]() ![]() EXリペア | ![]() ![]() コントロール | ![]() ![]() シャイニー | |
| 価格(税込) | ¥1,540 | |||
| 内容量 | 340ml | |||
| 悩み | 乾燥パサつき | ダメージケア | うねりケア | 艶がほしい |
| 仕上がり質感 | なめらか〜しっとり | サラサラ | サラサラ | なめらか〜しっとり |
| 主な洗浄成分 | アミノ酸×ベタイン | アミノ酸×ベタイン | ベタイン×スルホン酸 | ベタイン×アミノ酸 |
| 洗浄力 | マイルド〜適度 | やや強め | 強め | やや強め |
| 香り | アクアガーデン | アールグレイオレンジティー | メルティフルール | シャボンブーケ |



ウルリスはアンドハニーシャンプーと共同開発されたシャンプーでもあり!
成分表はこちらをタップ


モイスチャー
水、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ジャスミン油、セラミドAP、セラミドNP、セラミドNG、水溶性コラーゲン、オリゴペプチド-41、プラセンタエキス、加水分解ハチミツタンパク、加水分解ケラチン(羊毛)、グルコン酸亜鉛、アスパラギン酸Mg、グルコン酸銅、カルボキシメチルヒアルロン酸Na、ジステアリルジモニウムクロリド、PG、クオタニウム-33(羊毛)、コレステロール(羊毛)、ジラウラミドグルタミドリシンNa、ヒアルロン酸Na、異性化糖、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、トレハロース、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、アルガニアスピノサ核油、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドメチルMEA、ココイルメチルタウリンNa、レシチン、水添レシチン、スフィンゴ糖脂質、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、メトキシフェニルイミノジメチルシクロヘキセニルエチルグリシン、グリセリン、クエン酸、クエン酸Na、ミリスチルベタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、ポリクオタニウム-10、イソプロパノール、塩化Na、ペンチレングリコール、水酸化K、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ピロ亜硫酸Na、PPG-7、EDTA-2Na、安息香酸Na、BG、エタノール、フェノキシエタノール、香料


EXリペア
水、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、PEG-32、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ココイルメチルタウリンNa、ココイルグルタミン酸TEA、マンダリンオレンジ果皮油、オレンジ果実エキス、レモン果実エキス、ユズ果実エキス、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、3-O-エチルアスコルビン酸、加水分解ハチミツタンパク、トコフェリルリン酸Na、加水分解ケラチン(羊毛)、水溶性コラーゲン、海水、プロテアーゼ、ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、アスコルビルグルコシド、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、リン酸アスコルビルMg、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、アルガニアスピノサ核油、パンテノール、クエン酸、ミリスチルベタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、ポリクオタニウム-10、塩化Na、ペンチレングリコール、リン酸、リン酸Na、水酸化K、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、メントール、PPG-7、EDTA-2Na、安息香酸Na、PG、BG、フェノキシエタノール、香料、黄5、赤227
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コントロール
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、グリセリン、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸TEA、セレブロシド、加水分解ローヤルゼリーエキス、センチフォリアバラ花水、水溶性ケラチン(羊毛)、加水分解ハチミツタンパク、グルコシルセラミド、イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、アスコフィルムノドスムエキス、トコフェリルリン酸Na、アルガニアスピノサ核油、ミリスチルベタイン、コカミドメチルMEA、ポリクオタニウム-10、レシチン、ポリクオタニウム-47、クエン酸、塩化Na、ソルビトール、水酸化K、α-グルカン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ソルビン酸K、キサンタンガム、メントール、PPG-7、EDTA-2Na、エタノール、赤227、安息香酸Na、BG、黄5、フェノキシエタノール、香料
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シャイニー
水、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、グリセリン、コカミドDEA、ラベンダー花エキス、ケイ酸Na、加水分解コンキオリン、グルコシルセラミド、トコフェリルリン酸Na、水溶性コラーゲン、水溶性ケラチン(羊毛)、加水分解ハチミツタンパク、海水、ビルベリー果実エキス、アルガニアスピノサ核油、ココイルグルタミン酸TEA、イソステアロイル加水分解シルク、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、クエン酸、アスコフィルムノドスムエキス、ミリスチルベタイン、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-47、レシチン、塩化Na、ソルビトール、水酸化K、α-グルカン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ソルビン酸K、メントール、PPG-7、EDTA-2Na、エタノール、紫401、赤227、安息香酸Na、BG、フェノキシエタノール、イソステアリン酸、香料
モイスチャー(青)がおすすめの方


- ウルリスの中でも洗浄力がマイルドで、ダメージ毛やカラー毛、乾燥肌に相性◎
- パサつきや乾燥が気になる方におすすめ
- 潤いUPさせるコラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸などたっぷり配合
- なめらかな指通りでまとまり感UPさせたい方に◎
ウルリスのモイスチャーは保湿ケアしたい方向けのモデルで、パサつきや乾燥が気になる方におすすめ。


潤いに特化したコンディショニング成分(コラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸など)が配合され、ぷるんとまとまりある仕上がりが好きな方に相性よし。
またウルリスシリーズの中でも洗浄力が特にマイルド(アミノ酸やベタイン系処方)で、ダメージ毛やカラー毛などにも相性抜群◎(ヘアケア目線で選ぶならモイスチャーが◎)





以前のモイストは洗浄力強めでしたが、リニューアル後はマイルド処方になり、ヘアケア目線でもおすすめのシャンプーに!
EXリペア(黄)がおすすめの方


- 髪のダメージが気になる方におすすめ
- 複数のビタミンC美容液成分※を配合
- サラッと指通りのよい質感が好きな方に○
※パルミチン酸アスコルビル酸3Na、3-0-アスコルビン酸、ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、アスコルビルグルコシド、リン酸アスコルビルMg
※EXリペアは旧リペアの後継モデルです


EXリペアは、名前の通りダメージケアしたい方向けのモデルになっています。
美容成分としては、抗酸化作用が高くカラーの退色や紫外線ダメージを抑える複数のビタミンCが配合され、髪内部の水分バランスを整える加水分解ハチミツタンパクなども配合。



ただすでにダメージがひどい方には物足りなさはあるため、日常のダメージ予防として使用するのがおすすめだと感じました○
コントロール(ピンク)がおすすめの方


- うねりやクセが気になる方におすすめ
- 髪内部の水分バランスを整えやすい補修成分※を配合
- 仕上がりはサラサラ系!細毛や猫っ毛タイプにも相性○
※加水分解ローヤルゼリーエキス、水溶性ケラチン(羊毛)、加水分解ハチミツタンパク、イソステアロイル加水分解コラーゲンなど


ウルリスのコントロールはうねりやクセが気になる方向けのモデルになっています。



髪の水分バランスが乱れるとうねりが出やすくなりますが、コントロールには髪内部を整えるコンディショニング成分が配合されています。


そのためカラーや傷みなどの(水分バランスの乱れからくる)うねりケアにはコントロールがおすすめ。(先天性の強いうねりや癖となると△)
また仕上がり質感はサラッと軽めなため、猫っ毛や細毛などの絡まりやすい方にもおすすめしやすいモデルとなっています。
シャイニー(紫)がおすすめの方


- 艶感やまとまり感がほしい方におすすめ
- キューティクル補正し、なめらかな質感に整える補修成分※を配合
- 仕上がりはサラサラよりしっとり好きに○!
※加水分解コンキリオン、水溶性ケラチン(羊毛)、加水分解ハチミツタンパク、イソステアロイル加水分解シルク、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaなど


シャイニーは髪のゴワつきが気になる方や、全体に艶感を出したい方におすすめのモデルに。



髪のキューティクルを整えるコンディショニング成分が配合され、なめらかな指通りやまとまり感を体感しやすかったです○


また個人的にはウルリスの中でも特に髪のまとまり感を体感できたモデルで、広がりやパサつきを抑えたい方にはシャイニーがイチ推しです。(もしくは青のモイスチャー)
ウルリスシャンプーの知っておきたい注意点


続いてウルリスシャンプーシリーズの知っておきたい注意点もあるので参考にしてください。
- 90%以上美容成分は水を含んだ割合のこと
- どのモデルも洗浄力はわりと強め
- ボトルの割に中身は少なめなのでコスパ感ではいまいち
90%以上美容成分は水を含んだ割合のこと


ウルリスシャンプーは「ウォーターコンク」という商品名の通り「うるおい」にこだわったシリーズです。
そしてどのモデルも90%以上が美容成分(補水や保湿など)と記載ありますが、これらは水を含む表現であることを知っておきたいところ。



美容成分は(水を含んで)90%ですが、シャンプーの約7割は水です。そのためこの表現通りでいくと、ほとんどのシャンプーが同じことになります。(つまり90%以上が美容成分=すごいわけではない)
洗浄力が強めのモデルが多い


ウルリスシャンプーのほとんどのモデルが、洗浄力がわりと強めの処方になっています。
というのもサルフェート(ラウレス硫酸など)と同じくらい洗浄力や脱脂力が強めのオレフィン(C14-16)スルホン酸Naが配合されたモデルが多いため。





サルフェートフリー処方であることを謳ってますが、同じくらい洗浄力が強いスルホン酸成分が配合されています。(とはいえ気づかない人が多いかと)
すっきり洗いたい方や健康毛の方にはいいですが、カラー毛やダメージ毛を優しくケアしたい方は(洗浄力がマイルドな)青のアクア モイスチャーがおすすめです。


ボトルの割に中身は少なめなのでコスパ感ではいまいち


ウルリスシャンプー&トリートメントのボトルは二重構造になっています。(遮光性、保水性、除菌性がUPとのこと)
ただ二重構造になってるため、中身の量が思ってる以上に少なく感じやすいデメリットもあり。



ボトルの大きさは他のシャンプーと同じくらいですが、中身の量は340mlと少なめなので注意。(他の市販シャンプーは450ml前後が多いイメージ)


またウルリスシャンプーと同じ1,500円価格帯の市販シャンプーでは、サルフェートやスルホン酸など配合せず、髪や頭皮を優しくケアしやすい商品も増えています。
そのためヘアケアを謳うシャンプーとしてウルリスをおすすめするか?となると「コスパ目線ではいまいちかな…」というのが個人的な正直な感想でした。



下記では美容師目線でいいと思ったおすすめ市販シャンプーをまとめてますので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。


【よくある質問】ウルリスシャンプーの知っておきたいQ&A


- ウルリスシャンプーはシリコンフリーですか?
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全てのシャンプーがシリコンフリーで、トリートメントには含まれてます。
- ウルリスシャンプーはどこで買える?
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ドラッグストアやバラエティショップ、ネット通販で購入できます。
- ウルリスシャンプーは1本でどれくらい使える?
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1回2プッシュ(6ml)の計算で、約2ヶ月弱使えるイメージです。(長さによって前後あり)











