MENU

絶対に買ってはいけない市販シャンプーはこれ!使ってはいけない理由を美容師が解説

当ページのリンクには広告が含まれています。

こちらの記事ではドラッグストアで売ってる買ってはいけない市販シャンプーを美容師が解説。

まずはじめに、人によって肌質や髪質、悩みが変わるため、買っていけないシャンプーは人それぞれで変わります

美容師の大脇

こちらの記事では「悩み別」に、買ってはいけない&おすすめシャンプーをまとめたので、商品選びの参考にしてください!

タップできる目次

この記事の監修者

訪問美容室Ringo
  • 外出が難しい方へ出張美容サービスを展開
  • 三重県の一部地域(津〜四日市)で活動中
  • 介護施設〜居宅までご希望の場所へ訪問
  • ご予約 & メニュー料金はこちらから
美容師 大脇貴志
  • 三重県の 訪問美容室Ringo 代表
  • 日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ
  • 化粧品成分1級(成分上級スペシャリスト)
  • 運営者情報は こちらから

シャンプー解析&レビューガイドラインはこちら

肌質別の買ってはいけないシャンプー例

シャンプー液体
肌質悩み例買ってはいけないシャンプー例
乾燥肌や敏感肌肌がカサカサしやすい
乾燥で痒くなる
肌荒れやすい
洗浄力が強め
(サルフェートやスルホン酸系など)
脂性肌ベタベタしやすい
汗をよくかく
頭皮の匂いが気になる
洗浄力が優しめ
(ベタイン系やアミノ酸系など)
普通肌割とどのシャンプーも使いやすいので
髪質別に選ぶのがおすすめ

乾燥肌や敏感肌 → 洗浄力が強いシャンプーに注意

洗浄力が強めの市販シャンプー

肌がカサカサしたり痒みや赤みが出やすい乾燥肌や敏感肌の方は、洗浄力が強めのシャンプーに注意してほしいです。

市販の多くはサルフェート(ラウレス硫酸など)やスルホン酸が配合された洗浄力が強いシャンプーが多いです。洗浄力が強いと肌に必要なバリア機能や脂質まで奪いやすく、より乾燥して頭皮コンディショニングが崩れやすいので注意。

洗浄力が強いシャンプーに配合されやすい成分例
  • ラウレス硫酸
  • ラウリル硫酸
  • 〜硫酸
  • ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
  • オレフィン(c14-16)スルホン酸Na
美容師の大脇

成分表では水の次に記載されているのが洗浄成分になりやすいです。基本的には複数の洗浄成分が入ってますが、表記の上にあるほど配合量は多くなります。(成分表は配合量順で記載)

ラウレス硫酸やスルホン酸が配合された市販シャンプー例はこちら
頭皮や髪を優しくケア

また乾燥肌や敏感肌タイプは、洗浄力がマイルドで低刺激なベタイン系やアミノ酸系洗浄成分で処方されたシャンプーがおすすめ。

美容師の大脇

さらには頭皮環境を整えやすいコンディショニング成分が入ってるとなお良し◎

乾燥肌や敏感肌タイプにおすすめの成分例
  • ベタイン系の洗浄成分例(コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインなど)
  • アミノ酸系の洗浄成分例(ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルアスパラギン酸、ラウロイルメチルアラニンなど)
  • 肌荒れ防止成分例(グリチルリチン酸2K、アラントイン、ツボクサエキス、ビタミンE(トコフェロール)、アロエベラエキスなど)
  • 保湿成分例(グリセリン、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、リピジュア※、○○エキスなど)

※リピジュアはポリクオタニウム-51、61、64、65と記載

上記のおすすめ市販シャンプー例はこちら

脂性肌 → 洗浄力が優しめのシャンプーに注意

汗をよくかいたり肌がベタベタする、頭皮の匂いが気になる脂性肌タイプは、洗浄力が優しめのシャンプー(ベタインやアミノ酸系など)は避けた方がいいです。

脂性肌タイプが洗浄力が優しめのシャンプーで洗うと、汚れを落としきれなかったり、よりベタっとした仕上がりになるため注意。

美容師の大脇

上記のような脂性肌タイプは、洗浄力がありながら低刺激な洗浄成分で処方されたシャンプーがおすすめですよ○

洗浄力が適度〜強めの成分例

成分例分類洗浄力肌への刺激性
ココイルメチルタウリン
〜タウリンと記載
タウリン系適度
ラウレス-4カルボン酸酸性石けん系強め
スルホコサク酸(C12~14)パレス
スルホコサク酸ラウレス
スルホコサク酸系強め
ラウロイルサルコシンアミノ酸系強め
ココイルグリシンアミノ酸系強め
オレフィン(c14-16)スルホン酸スルホン酸系かなり強め
ラウレス硫酸サルフェート系かなり強め
ラウリル硫酸サルフェート系かなり強め
美容師の大脇

サルフェート系は洗浄力強めですが人によっては刺激性もあるため、なるべく低刺激な酸性石けんやタウリン系で処方されたシャンプーが個人的にはおすすめです◎

上記のおすすめ市販シャンプー例はこちら

髪質別の買ってはいけないシャンプー例

買ってはいけないシャンプー例
髪質悩み例買ってはいけないシャンプー例
カラーやダメージ毛カラーの退色抑えたい
傷みでパサつく
切れ毛や枝毛が気になる
洗浄力が強め
補修成分がほとんど入ってない
硬毛柔らかい質感がほしい
ボリューム抑えたい
ふんわり感やハリコシ感出しやすいタイプ
細毛や猫っ毛ペタッとしやすい
ハリコシほしい
絡まり気になる
洗浄力が強め
油脂でしっとり感残りやすいタイプ(モイスト系など)

カラーやダメージ毛 → 洗浄力が強めのシャンプーに注意

ダメージ毛

カラーやダメージ毛が気になるヘアケア重視の方は、洗浄力が強めなシャンプーに注意したいところ。

洗浄力が強いシャンプーに配合されやすい成分例
  • ラウレス硫酸
  • ラウリル硫酸
  • オレフィン(c14-16)スルホン酸Na
キューティクル図解
洗浄力が強めだと、キューティクルが剥がれより傷みやすくなるので注意
ラウレス硫酸やスルホン酸が配合された市販シャンプー例はこちら
美容師の大脇

デリケートな服は優しく洗わないとボロボロになりやすいのと同じで、カラーやダメージ毛はマイルドな洗浄力のシャンプーで優しくケアしましょう。

ヘアケア
デリケートな髪は優しくケアするのが◎
カラーやダメージ毛におすすめの成分例
  • ベタイン系の洗浄成分例(コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインなど)
  • アミノ酸系の洗浄成分例(ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルアスパラギン酸、ラウロイルメチルアラニンなど)
  • PPT系の洗浄成分例(ラウロイル加水分解シルク、ココイル加水分解コラーゲン、ココイル加水分解ケラチンなど)
美容師の大脇

PPT系はマイルドに洗いながらも髪のコンディショニング効果も高いリッチな洗浄成分です。希少ですが最近では配合された市販シャンプーも増えてますよ!

PPT系洗浄成分が配合された市販のプリュスオーシャンプー

また保湿だけでなく髪内部の水分バランスを整えやすい補修成分が配合されてるかもチェックしたいところ。

補修成分例
スクロールできます
加水分解〇〇PPT系の補修成分。浸透性に優れ、傷んだキューティクルを整えやすい。
〜ケラチン髪の主要成分であるケラチンを浸透させ、切れ毛や枝毛を防ぐ。ハリコシ感UP。
ヘマチン髪の補修効果、かつカラーやパーマの残留アルカリを除去する効果あり。
抗酸化作用も高い。
メドウフォーム-δ-ラクトン補修効果、キューティクルを整える。ドライヤーなどの熱に反応し結合するヒートケア成分としても配合される。
γ-ドコサラクトンドライヤーなどの熱に反応し結合するヒートケア&補修成分。
うねりを抑える効果にも期待。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa通称ペリセア。浸透性&吸着性が非常に高く、保湿、補修効果やハリコシ感UP。
ラノリン脂肪酸カラーやパーマで流出しがちな18-MEAを補い、質感をなめらかにする
マレイン酸ダメージボンドとして、傷んだ隙間を埋める働きで高い補修効果を発揮。

硬毛 → ふんわり感やハリコシ感出しやすいシャンプーに注意

硬毛だけど柔らかい質感にしたい、ボリューム抑えたいなんて方は、ふんわり感やハリコシ感出しやすいタイプは避けた方がいいでしょう。

美容師の大脇

スムース、エアリー、ふんわり…という記載ではなく、モイストやしっとりなど記載されたシャンプーがおすすめです○

柔らかい質感にしたい方は、植物油脂(アルガンオイルや○○種子油など)が配合されたタイプを選ぶと満足度は高くなると思います。

上記のおすすめ市販シャンプー例はこちら
スクロールできます

細毛や猫っ毛 → 油脂でしっとり感残りやすいシャンプーに注意

軟毛の女性

根本がペタッとしやすい、ハリコシほしい、細くて絡まりやすい…なんて方は、油脂でしっとり感残りやすいシャンプーは避けた方がいいでしょう。(モイスト系など)

美容師の大脇

油脂でしっとり感残りやすいと、細毛(軟毛)や猫っ毛タイプはよりペタッとしやすいので注意。

そして上記の方は、なるべく洗浄力がマイルド※で、スムースやサラサラ、ハリコシなど記載された商品がおすすめです。(※洗浄力が強いと髪がギシギシになりやすいため)

上記のおすすめ市販シャンプー例はこちら
スクロールできます

最後に。ネット情報のシャンプーランキングには気をつけて

今はシャンプーについてネットで調べると、色々な情報やおすすめランキングがあり、参考になるものもあればさらに迷ってしまうことも。

またネット情報の記事では、報酬単価のよいシャンプー(そのサイトから売れれば高報酬が発生)がおすすめ上位を占めてるケースが多く見られます。

美容師の大脇

色んな記事を見ると、同じようなシャンプー名や、定期購入を勧める記事が多いのに気づいてる方もいるはず…。

決してこれらの仕組みを否定するわけではないですが、売りたいがためにランキング上位にするのは間違えてると思いますし、個人的には「なんだかな〜」と思いながら見ています。

ドラッグストアで売ってる人気シャンプー

また市販では「サルフェート系の洗浄力が強いもの=悪」「アミノ酸がおすすめ」といった情報も多いですが、肌質や髪質は人それぞれで変わり、おすすめタイプも変わってきます。

美容師の大脇

「〇〇に書かれたから」「○○がおすすめしてたから」ではなく、自分自身で肌質や髪質の悩みを知っておくことが、シャンプー選びの成功する近道ですよ◎

自分にあったシャンプーの選び方や成分見分け方は下記でもわかりやすくまとめたので、気になる方はこちらも参考にしてくださいね。

下記ではドラッグストアで買える美容師おすすめ市販シャンプーもまとめています。(もちろんステマぬき!)

美容師おすすめの市販シャンプーはこちら

商品名からチェック

&honey (アンドハニー) 8 THE THALASSO (エイトザタラソ) Aquall (アクオル) BOTANIST (ボタニスト) cocone (ココネ) Curel(キュレル) Diane(ダイアン) Dove(ダブ) DRH+ DROAS (ドロアス) Essential (エッセンシャル) haru kurokami (ハル) HIMAWARI (ひまわり) hiritu (ヒリツ) h&s(エイチアンドエス) KNOLL(クノール) LUFT(ルフト) LUX (ラックス) ma&me Latte(マー&ミー ラッテ) MOROCCAN BEAUTY (モロッカンビューティー) O/NE aminoRESQ (アミノレスキュー) PANTENE (パンテーン) plus eau (プリュスオー) Purunt. (プルント) Qurap (キュラップ) ROOTH (ルース) Segreta(セグレタ) THE ANSWER(ジアンサー) THERSTIS (セラティス) TSUBAKI (ツバキ) ululis (ウルリス) ulumee(ウルミー) unlabel LAB (アンレーベルラボ) YOLU (ヨル) いち髪 クラシエ ジュレーム ヘマチン マイブースターズ メリット ロレアル 海のうるおい藻 花王 &Prism(アンドプリズム) +tmr (プラストゥモロー)

当メディアは全ての商品を実際に使用し、美容師目線で正直にレビューしています。しかし記事内容は個人の体験談や感想をまとめたものであり、必ずや効果や安全性を保証するものではない事をご了承ください。また価格は記事執筆時時点のものであり変動する可能性もあります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次