ボタニストがやばいは嘘!シャンプーが合う&合わない人を美容師がまとめてみた

ドラッグストアでも買える大人気シャンプーのボタニストシリーズ。
ボタニストは植物由来の成分がバランスよく配合され、市販品の中でも肌や髪にやさしいシャンプーシリーズに。


ただネットで検索すると「ボタニスト やばい」というワードも見られ、これについて美容師が実際どうなのか解説。





結論、ボタニストは市販品の中でも配合クオリティが高く、美容師目線でも○なシャンプーなのでご安心を。(つまりやばいは嘘)


こちらの記事では、ボタニストシャンプーがやばいと言われる原因例や、おすすめしやすい人もまとめたので参考にしてください。
- ボタニストシリーズは美容師目線でも○な市販シャンプー(やばいは嘘!)
- ボタニストに限らず、すべてのシャンプーにあうあわないがある
- 自分にあうシャンプーを見つけるには、自分の肌質や髪質をしることが大事!(ボタニスト比較表はこちらから)
ボタニストがやばいと言われる4つの原因例


なぜボタニストがやばいと言われるのか…僕自身の経験やネットの声をもとに原因例をまとめるとこちら。
- ベタベタになる
- 痒くなる
- カラーやパーマが施術しにくい
- 超人気シャンプーゆえの宿命
ベタベタになる


こちらはボタニストシャンプーが出始めの頃に僕自身も感じたことなのですが、仕上がりがベタベタ…なんてケースが多かった印象あり。



美容室に来店された女性の髪がベタベタ(何日か髪を洗ってないような感じ)で、聞くと「ボタニストを最近使ってて…」なんてケースがけっこうあり^^;


これは洗浄力が優しめのシャンプーに対しトリートメントがこってり系で、コーティングが蓄積されベタベタ…というのが背景にあり。


ただこれらの背景をもとに、ボタニストは何度かリニューアルされ、今では適度な洗浄力でバランスよい処方に改良されています。



また全てのシャンプーに言えますが「すすぎ」が甘くベタベタになってしまうケースも多いため、トリートメントはしっかりすすぐ習慣づけをしましょう。
カラーやパーマが施術しにくい


これは上記の続きになりますが、ボタニストを使用してベタベタなお客様が来店されることで、カラーやパーマが施術しにくい…なんてケースもあったんです。



美容師目線になりますが、コーティングが蓄積された状態なため「カラーやパーマがやりにくい…」なんてことも正直あり…^^;


また「最初は良かったけどだんだんベタベタ…」なんて時は、コーティングが蓄積されたビルドアップ状態になってることが考えられます。
そんな時は洗浄力が強めなシャンプーで被膜感を落としてリセットしてあげましょう!
痒くなる


こちらはどのシャンプーにも言えますが、ボタニストを使用して「痒くなった…」との声も。



ただもう一度書きますが、ボタニストに限らずどのシャンプーにも痒くなったという声は必ずあり。
というのもシャンプーで痒くなる原因は人それぞれで、洗浄力が強い(弱い)、何かしらの成分に反応…など一概に原因はこれ!と断定するのが難しく。


ちなみに痒みの原因として「洗浄力が強くて肌がカサカサ…」なんてケースが多いですが…



その点ボタニストは適度な洗浄力なため、他の市販品に比べると痒くなりにくい印象はあり○
【注意】ボタニストシャンプーで痒くなる原因例


ボタニストシャンプーは全てサルフェートフリー処方で、市販品の中でも洗浄成分クオリティが高めに◎
シャンプー成分構成やサルフェート注意点を知りたい方はこちらをタップ!
シャンプーは約70%前後が水でできており、約20%が洗浄成分、残りの10%にコンディショニング成分や香料、防腐剤などが配合されてるイメージです。


つまりシャンプーでもっとも重要なのは洗浄成分であり、ここで全てが決まるといっても過言ではありません。
例えばカラーやダメージ毛を優しくケアしたい…そんな方はいくら補修、保湿成分が入っていても、もとの洗浄力が強めな処方だと色落ちや傷みが進行しやすいので注意が必要です。
また一般的な市販シャンプーは(コストが安く強洗浄力な)サルフェート系洗浄成分(ラウレス硫酸など)で構成されたものが多め。


さっぱり洗いたい方にはいいですが、頭皮や髪のバリア機能まで落としてしまう可能性もあり、トラブルの原因にもなりやすいため注意が必要です。



その点ボタニストシャンプーシリーズは、市販では希少なサルフェートフリー処方に◎
ただ1点気になる点としては、リニューアル後の最新ボタニストシャンプーシリーズ(スタンダードライン)には肌に刺激性ある成分(第4級アンモニウム塩)が追加配合されてること。(5種類全てに配合…)
- ジステアリルジモニウムクロリド
- ベヘントリモニウムクロリド


上記はかんたんに書くと「髪にはいいけど頭皮には避けたい成分」で、人によってあうあわないが出やすいため気をつけたいところ。



リニューアル後は人によって「なんか痒くなるな…」なんてケースもあるためご注意を。


また痒みが出やすい敏感肌の方は、地肌&エイジングケアがコンセプトのルースラインもおすすめ。(同じボタニストシリーズです!)




下記ではボタニストとルースの違いをまとめてるので、気になる方はこちらも参考にしてください。


超人気シャンプーゆえの宿命


これは個人的主観ですが、シャンプーに限らずどの商品も人気になればなるほど批判的な声も多くなります。



ボタニストは今や知らない人いないんじゃ…というくらい人気&知名度が高いシャンプーなため、マイナス意見も目立ちやすい印象あり…。


ただはじめにも書きましたが、ボタニストは市販品の中でもクオリティが高めのシャンプーシリーズで「やばい」なんて言われるのは風評被害もいいところ^^;
ボタニストがあわない人ももちろんいますが、全体的な配合成分や使用感は市販シャンプーの中でも○!またボタニストが登場以降、市販レベルがとても高くなってきており、シャンプー業界を変えたシリーズだと個人的には感じてます。
【モデル別】ボタニストシャンプーが合う&合わない人まとめ


ボタニストシャンプーはこんな人におすすめ!と書きたいところですが、用途別に5モデルあるため、相性もそれぞれ変わります。
そこで「モデル別」におすすめタイプをまとめたので参考にしてください。



下記表の「仕上がり」「悩み」「髪質」を参考に、自分にあうものを選んでみましょう!
ボタニスト比較表
![]() ![]() スカルプクレンズ | ![]() ![]() バウンシーボリューム | ![]() ![]() スムース | ![]() ![]() ダメージケア | ![]() ![]() モイスト | |
価格 | ¥1,540(税込) | ||||
容量 | 460ml | ||||
洗浄力 | 強め | 適度 | 適度 | 適度 | 適度 |
洗浄主成分 | 酸性石鹸×タウリン | タウリン×ベタイン | タウリン×ベタイン | ベタイン×タウリン | ベタイン×タウリン |
仕上がり | サラッと軽め | ハリコシUP | サラサラ | なめらか | しっとり |
悩み | すっきり洗いたい | ふんわり感ほしい | サラッと軽め好き | 指通りよくしたい | 広がり抑えたい |
香り | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() |
髪質 | 健康毛 | 健康毛〜ダメージ少なめ 細毛〜軟毛 | 健康毛〜ダメージ少なめ | ダメージ毛 カラー毛 | 乾燥毛 カラー毛 普通〜硬毛 |
またボタニストシャンプー5種類の選び方や違いは下記でも詳しくまとめたので、こちらも参考にしてください。


結論 → ボタニストがやばいは嘘!市販でもクオリティ高めなシャンプーシリーズです


- ボタニストシリーズは美容師目線でも○な市販シャンプー(やばいは嘘!)
- ボタニストに限らず、すべてのシャンプーにあうあわないがある
- 自分にあうシャンプーを見つけるには、自分の肌質や髪質をしることが大事!
ネットでは「ボタニスト やばい」なんてワードも出てきますが、美容師目線で解説すると逆に市販品の中でも○なシャンプーシリーズだと感じてます。



全ての人にいい!とは言えませんが、サルフェート処方がほとんどな市販品と比べ、ボタニストの配合成分クオリティは高い!


そしてボタニストに限らず自分にあうシャンプーを見つける上で大切なのは、自分の肌質や髪質をしっかり理解しておくこと。



ボタニストは用途別に5モデルあり、それぞれターゲット層が変わってきます。先ほどの比較表を参考に、自分にあったモデルを選んでみてください◎
ボタニスト5種類の比較記事はこちら


ボタニストとルースの比較記事はこちら

