【成分解析】ダヴシャンプーは使ってはいけない?美容師が注意点をまとめてみた


長年親しまれているお手頃価格のダブシャンプー。
ただ一部では「ダヴ 使ってはいけない」という検索ワードもあり、実際の成分内容や注意点をまとめてみました。



結論、他のシャンプーより刺激性のある成分割合が多いため、肌に敏感な方や乾燥肌の方は注意してほしいです。




【比較表】ダヴシャンプーシリーズの種類と違い
ダヴ公式HPでは、下記2種類のシャンプーが紹介されています。
ダヴシャンプーの比較表
商品名 | ![]() ![]() ![]() ![]() ダメージケア | ![]() ![]() モイスチャーケア |
---|---|---|
価格 | 600円前後 | 600円前後 |
メーカー | ユニリーバ・ジャパン | |
主な洗浄成分 | ラウレス硫酸Na コカミドプロピルベタイン | ラウレス硫酸Na コカミドプロピルベタイン |
洗浄力 | かなり強め | かなり強め |
内容量 | 500g | 500g |
1回のコスト目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約7円 | 約7円 |
1本の消費期間目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約2ヶ月半 | 約2ヶ月半 |
香り | 上品な花々とフレッシュな果実の香り | |
購入先 | ドラッグストアやスーパー ネット通販 |
成分表はこちらをタップ!
ダメージケア
水、ラウレス硫酸Na、ジステアリン酸グリコール、ジメチコノール、コカミドプロピルベタイン、トレハロース、マカデミアナッツ油、イソ酪酸酢酸スクロース、アルギニン、クエン酸、コカミドMEA、塩化Na、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、カルボマー、ドデシルベンゼンスルホン酸TEA、硫酸TEA、グリセリン、水酸化Na、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トコフェロール、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、安息香酸Na、香料
モイスチャーケア
水、ラウレス硫酸Na、ジステアリン酸グリコール、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、トレハロース、グルコノラクトン、アルギニン、コカミドMEA、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、クエン酸、ジメチコノール、硫酸Na、カルボマー、ドデシルベンゼンスルホン酸TEA、硫酸TEA、グリセリン、水酸化Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、安息香酸Na、香料
【成分解析】ダヴシャンプーが使ってはいけないと言われる理由


- 高洗浄力&刺激性が強めの界面活性剤を使用
- コーティング重視で補修力はほぼなし
- 全体的に刺激性ある成分割合が多く、肌トラブルの心配あり
高洗浄力&刺激性が強めの界面活性剤を使用


ダヴシャンプーはどれも石油系界面活性剤の代表格であるラウレス硫酸Naが洗浄主成分に。
サルフェート系洗浄成分は安価で泡立ち・洗浄力に優れるため、低価格帯シャンプーの多くに使われやすい。ただ洗浄&脱脂力が非常に強く、人によっては刺激性、髪や頭皮トラブルにつながることもあり注意してほしい成分。
ダヴに配合の高洗浄力成分
成分名 | 特徴 | 問題点 |
---|---|---|
ラウレス硫酸Na | 強い洗浄力・泡立ち◎・安価 | 脱脂力が高く、乾燥や刺激の原因に。敏感肌に不向き。 |
ドデシルベンゼンスルホン酸TEA | 硫酸系と併用される強めの洗浄剤 | さらに洗浄力を強化するが、髪や頭皮への負担が大きくなりやすい。 |
硫酸TEA / 硫酸Na | 洗浄補助や泡調整 | 繰り返し使用で乾燥を助長することも。 |





一応刺激性や洗浄力を緩和するためにベタイン系成分も配合されていますが、全体的に見ると洗浄力はかなり強めの処方になっています。
コーティング重視で補修力はほぼなし


ダヴシャンプーは洗浄力がかなり強力なため、使用感をよくするためにシリコンなどのコーティング成分が配合。



ただコーティング成分でコンディショニング効果を上げてるだけで、髪内部の補修効果はほぼありません…。
ダヴシャンプーに配合のコンディショニング成分例
成分名 | 主な効果・特徴 |
---|---|
ジメチコノール | シリコン成分。髪表面をなめらかに整え、ツヤと指通りを改善。髪のまとまり・絡まり防止にも◎ |
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド | 帯電防止・柔軟性アップ・髪に吸着して指通り改善。天然由来のカチオン性ポリマー。 ※カチオン成分なので人によっては刺激性あり |
トレハロース | 優れた保湿成分。髪の内部水分を保持し、パサつきを防ぐ |
アルギニン | アミノ酸の一種。髪にハリコシ・保湿・ダメージ軽減効果。補修にも寄与 |
グリセリン | 保湿の基本成分。水分を引き寄せながらしっとり感を持続。 |
クエン酸 | 髪と頭皮のpHを調整し、キューティクルを引き締める。 |





ダメージケアと名乗っても「補修」ではなく「コーティング」で手触りを良くしただけのイメージに。使い続けるとシリコンやポリマーが蓄積しやすく、ベタつきやゴワつきにつながることも。


全体的に刺激性ある成分割合が多く、肌トラブルの心配あり


ダヴシャンプーは先ほども書いた通り、洗浄力&刺激性が強めの硫酸系やスルホン酸系洗浄成分が配合されています。
しかしそれでは髪がギシギシになって使いづらいため、シリコンやカチオン性ポリマーなどのコーティング成分で使用感をあげたイメージに。



ただカチオン性ポリマーは吸着力が高いため、すすぎ不足で頭皮に残留 → かゆみの原因になることもあるので注意。
ダヴシャンプーをおすすめしやすい人は?


- 皮脂が多めで頭皮が脂っぽい方(※過剰分泌には注意)
- コスト重視でシャンプーに高機能性を求めない方



ダヴシャンプーの注意点をまとめましたが、決して「使ってはいけない」シャンプーではなく、機能性を求めずコスト重視の方にはおすすめです。


また洗浄力が強めなため、皮脂やベタつきが気になる方、スタイリング剤をしっかり落としたい方には相性よし。
ただややこしくなりますが、皮脂が多い人が洗浄力が強すぎるシャンプーを使うことで、逆に皮脂が過剰に分泌されることもあるので注意しましょう。




【よくある質問】ダヴシャンプーのQ&A


さいごに。最近は刺激性をおさえたコスパ優秀の市販シャンプーが増えている!


さいごに、最近は市販でも刺激性をおさえたコスパ優秀なシャンプーが続々と登場しています。



以前までは「市販=低価格で品質はいまいち」「サロン品=高品質だけど高い」というイメージでしたが、最近は「中価格帯」でサロン品質に近いシャンプーが増えている!


以前までは強洗浄力にシリコン配合で使用感をよくしただけのシャンプー(ラックス、パンテーン、ダヴ、ツバキ、エッセンシャルなど)が市場を占めてました。
しかし最近は刺激性をおさえたサルフェートフリー処方や、コンディショニング成分を良くしつつ本格的にヘアケアしやすい商品も増えています。



下記では中でも美容師目線でいいと思った市販おすすめシャンプーをまとめてますので、こちらもあわせて参考にしてくださいね!





