危険?いち髪W濃密保湿ケアはアミノ酸シャンプーとしてどう?美容師が解析&口コミ評価
近くのドラッグストアで手軽に購入でき、大人気の市販シャンプーいち髪シリーズ。
こちらの記事では、いち髪W濃密保湿ケアシャンプーを美容師が正直にレビュー。
いち髪シャンプーは定番のインバスシリーズが3種類、さらにプレミアムシリーズが2種類あり。
こちらの記事ではインバスシリーズのW濃密保湿ケアを解析。
全5種類、いち髪シャンプーの選び方はこちらから
まず結論から書くと、いち髪W濃密保湿ケアシャンプーは低価格ながらアミノ酸をベースにした希少なシャンプーで、パサつきや広がりを抑えたい方におすすめ。
同価格帯の他シャンプーはサルフェート(硫酸系成分)をメインにした商品が主流ですが、いち髪はアミノ酸をベースにしたコスパ優良なシャンプーですよ○
ただ注意点としてはアミノ酸の中でも洗浄力は強めなため、頭皮や髪を優しく洗えるか?という点で見ると微妙なところ。
こちらの記事では、いち髪W濃密保湿ケアシャンプーをおすすめしたい方などまとめてみたので参考にしてください。
いち髪 W濃密保湿ケアシャンプーの基本情報 & 評価
商品名 | いち髪 W濃密保湿ケアシャンプー |
---|---|
価格 | 700円前後 |
メーカー | クラシエ |
主な洗浄成分 | アミノ酸 |
洗浄力 | やや強め |
内容量 | 480ml |
1回のコスト目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約8円 |
1本の消費期間目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約2ヶ月 |
香り | ほろ甘いあんずと上品な桜の香り |
購入先 | ドラッグストア バラエティショップ ネット通販 |
当メディアの評価
- お手頃価格
- 同価格帯では希少なアミノ酸シャンプー
- パサつきや広がりを抑えやすい
- シリコンフリー
- サルフェートフリー
- 洗浄力が強め
- 補修効果は低め
- ヘアケア目線では物足りないかも
【成分解析】いち髪W濃密保湿ケアシャンプーをおすすめ&しにくい方
- 同価格帯では希少なアミノ酸シャンプー!とはいえ洗浄力は強めなので注意してほしい
- 保湿系がメインのコンディショニング成分で、しっとりした質感をつくりやすい!
成分表はこちらをタップ!
水、ラウロイルサルコシンTEA、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、コカミドMEA、ジステアリン酸グリコール、パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、アシタバ葉/茎エキス、コメヌカ油、アンズ核油、チャ花エキス、カワラナデシコ種子エキス、ムクロジエキス、コメ胚芽油、ヒオウギエキス、ツバキ種子エキス、コメヌカエキス、塩化Na、ココイルグルタミン酸TEA、クエン酸、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-49、エタノール、BG、プロパンジオール、EDTA-2Na、安息香酸Na、香料、カラメル
成分表は配合量の多い順で記載され、水の次にくる成分がメインの洗浄成分である事が多いです。(例外もあり)
同価格帯では希少なアミノ酸シャンプー!とはいえ洗浄力は強めなので注意してほしい
同価格帯の他メーカーは安価で強洗浄力のサルフェート系成分(ラウレス硫酸、ラルリル硫酸など)を使用した商品が多い中、いち髪W濃密保湿ケアではアミノ酸系洗浄成分がメインで配合。
いち髪シリーズは市販でありがちなサルフェートを一切配合せず、低価格ながら(中〜高価格帯で配合されやすい)アミノ酸系洗浄成分をメインに使用しているのがポイント。
アミノ酸系を洗浄主成分にしたシャンプー。髪や肌と同じ弱酸性で、潤いを残しながら洗いやすく、おすすめシャンプーとしてあげられやすい。デメリットは高価になりやすい事や、すっきり感が物足りない事があげられる。
ただ少しややこしくなるのですが、いち髪の洗浄主成分として配合のラウロイルサルコシンTEAはアミノ酸の中でも「別物」と言っていいくらい洗浄力は強めなため注意したいところ。(アミノ酸にもいろいろあるのです…)
またその他洗浄成分としては低洗浄力&低刺激性のベタイン系、適度な洗浄力のタウリン系などで構成され、全体的に見るとやや強めな洗浄力といったところ。
価格から考えたコスパ感は◎ですが、いち髪をマイルドなアミノ酸シャンプーだと思い使用するのは注意してほしいところ。(意外とカラーの色落ちが早かったりするので…)
保湿系がメインのコンディショニング成分で、しっとりした質感をつくりやすい!
いち髪W濃密保湿ケアシャンプー&コンディショナーには、純・和草プレミアムエキスが配合。
明日菜、米ぬか、あんず油、菜花、コメ胚芽油、ヒオウギ、コメヌカエキスetc…
これらは保湿効果や抗酸化作用に期待でき、しっとりしなやかな質感をつくりやすい処方内容になっています。
ただ「補修」という観点で見るとこれ!といった成分はなく、ダメージ毛の補修効果としては物足りなさはあり。
補修成分は原価が高めなものが多いため、コストを考えるとしょうがないですね^^;
そのため髪質としては健康毛〜ライトダメージ毛の方におすすめ。
また仕上がりはしっとりした質感なため、普通毛〜硬毛で広がりやパサつきが気になる方におすすめです。(軟毛の方だとペタッとなりやすいので注意)
【口コミ】いち髪 W濃密保湿ケアを購入した方の声をチェック
実際にいち髪W濃密保湿ケアを使用している方の口コミをチェックしてみました。
良い口コミ
悪い口コミ
【よくある質問】いち髪 W濃密保湿ケアシャンプーのQ & A
まとめ → いち髪 W濃密保湿ケアはパサつき抑えたい方に○!ただダメージ毛には物足りないかも
- 同価格帯では希少なアミノ酸シャンプー!とはいえ洗浄力は強めなので注意してほしい
- 保湿系がメインのコンディショニング成分で、しっとりした質感をつくりやすい!
いち髪W濃密保湿ケアは、約700円前後という低価格帯ながらアミノ酸をベースにした希少なシャンプーに。
そのため手軽にアミノ酸シャンプーを試してみたい方や、家族間で共有しやすいのもいち髪シリーズの特徴です。
またW濃密保湿ケアはしっとりした質感をつくりやすいため、パサつきや広がりを抑えたい方にもおすすめ。
ただアミノ酸の中でも洗浄力は強めなため、他の(優しくケアしやすい)アミノ酸シャンプーと比べると見劣りしやすいので注意したいところ。
ダメージ毛やカラー毛の方は、洗浄力がマイルドで優しくケアできるいち髪プレミアムシリーズがおすすめですよ◎
是非シャンプー選びの参考になれば嬉しいです。
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