【成分解析】アミノレスキューモイストシャンプーを美容師が口コミ評価– Review –


当メディアの評価
アミノ酸洗浄成分を配合した新感覚濃密泡ジェルシャンプー。
成分解析すると、洗浄主成分は洗浄力&脱脂力が強力なオレフィンスルホン酸系ですっきり洗いたい方向けの処方。
セラミドやアミノ酸、リピジュアなど潤い効果の高いコンディショニング成分も配合。
とはいえ一部肌に刺激性あるカチオン成分も配合されており、乾燥肌や敏感肌向けのアミノ酸シャンプーとしては注意したい点も。
どちらかというと「強めに洗う+コンディショニング成分を重ねて質感を整える」みたいなイメージでした。
| おすすめ度 | ![]() ![]() アミノレスキュー モイストシャンプー |
|---|---|
| 価格 | 1,600円前後 |
| 主な洗浄成分 | オレフィン(C14-16)スルホン酸Na コカミドプロピルベタイン ラウロイルメチルアラニンNa ラウラミドプロピルベタイン |
| 洗浄力 | やや強め |
| 仕上がり | なめらか〜しっとり |
| 香り | フレッシュフローラル |
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- さっぱり洗える
- ジェルのようなテクスチャーで泡立ちもよい
- コンディショニング成分が優秀
- アミノ酸を謳うが洗浄力は強め
- 一部肌に刺激性あるカチオン成分が配合
アミノレスキューモイストシャンプーの成分解析


- アミノ酸を謳うが、洗浄主成分はオレフィンスルホン酸系で、すっきり洗いたい方向け
- セラミドやリピジュア、アミノ酸系など保湿効果の高いコンディショニング成分
- たんぱく質系や熱に反応する補修成分(γ−ドコサラクトン)も配合
- 一部肌に刺激性のある第4級アンモニウム塩も配合されてるので、痒み出やすい方は注意
- 仕上がりはしっとり系だが、カラーやダメージ毛だとパサつき出やすいかも…
成分表はこちらをタップ
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、加水分解ケラチン(羊毛、山羊毛)、加水分解ウールキューティクルタンパク、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、加水分解コンキオリン、イソステアロイル加水分解シルクAMP、ケラチン(羊毛)、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、PCA-Na、ココイルアルギニンエチルPCA、ポリ-ε-リシン、ポリクオタニウム-61、ポリクオタニウム-10、ゼイン、ビオチン、リシンHCl、グルタミン酸、グリシン、ロイシン、ヒスチジンHCl、セリン、バリン、ジステアリルジモニウムクロリド、アスパラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、アラントイン、フェニルアラニン、アルギニン、プロリン、セリシン、チロシン、タウリン、イノシン酸2Na、カルノシン、クオタニウム-33、アフリカマンゴノキ核脂、ベヘントリモニウムクロリド、グリセリン、イソプロパノール、オクチルドデカノール、BG、リンゴ酸ジイソステアリル、DPG、異性化糖、PG、ペンチレングリコール、水添ココグリセリル、スフィンゴ糖脂質、γ−ドコサラクトン、コレステロール、フィトステロールズ、塩化Na、フェノキシエタノール、プロパンジオール、安息香酸Na、セテアレス-60ミリスチルグリコール、クエン酸、ペンテト酸5Na、エタノール、グアニル酸2Na、香料
マイルドに洗えるアミノ酸系…とはならず、すっきり洗いたい方向けのシャンプー


アミノレスキューの主な洗浄成分例(配合量順)
| オレフィン(C14-16)スルホン酸Na | スルホン酸系 | 洗浄力がかなり強めですっきりした洗い心地だが、乾燥肌や敏感肌、ヘアケア視点では注意してほしい成分。 |
|---|---|---|
| コカミドプロピルベタイン | ベタイン系 | 低刺激でマイルドな洗浄力で、ベビー用シャンプーなどにも配合されやすい。 |
| ラウロイルメチルアラニンNa | アミノ酸系 | アミノ酸系の洗浄成分で低刺激で髪や頭皮に優しい。 |
商品名を見るとアミノ酸系シャンプーにも見えますが、実際の洗浄ベースは オレフィン(C14-16)スルホン酸Naがメイン。


オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは洗浄力と脱脂力がかなり強めで、避けられがちなサルフェート(硫酸系)と同じくらいの洗浄力と言われている。
すっきりと皮脂汚れを落とすにはいいが、優しく洗いたいダメージケアという視点で見ると避けたい洗浄成分。(カラー退色を抑えたい方や、乾燥・敏感肌タイプは注意したい成分の1つ)
これは市販シャンプーでもよく使われる「しっかり洗浄系」の成分で、皮脂をしっかり落としたい方向けのタイプ。



肌や髪をやさしく洗えるアミノ酸シャンプーと思って使用すると、仕上がりが想像以上にさっぱりしていて、人によっては強く感じることもありそうです。


コンディショニング成分は優秀だが、一部刺激性ありの成分も配合されてるので注意


アミノレスキュー モイストシャンプーの洗浄力はしっかりめですが、補修や保湿成分を重ねており、仕上がりは思ったより整う印象でした。



加水分解ケラチンやたんぱく質系、セラミド、γ-ドコサラクトンなど、髪の表面~内部を整える成分が贅沢に入っているので「洗浄は強め、でも仕上がりは整う」というバランスになっています。
| 成分カテゴリ | 成分名 | 特徴 |
|---|---|---|
| ケラチン・タンパク質系 | 加水分解ケラチン、ケラチン、加水分解ウールキューティクルタンパク、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、加水分解コンキオリン | 髪の内部~表面を補強し、ハリ・コシ、ツヤ、なめらかさをUP。ダメージホールを埋めてまとまりを出す基礎補修の中心。 |
| アミノ酸類 | PCA-Na、アルギニン、ロイシン、セリン、バリンなど多数 | 内部のうるおいをサポートし、髪の柔らかさや弾力をUP。乾燥毛のベースケアにも。 |
| セラミド類 | セラミドNG / NP / AP、スフィンゴ糖脂質、コレステロール | キューティクルのバリア機能を強化し、うるおいを逃がしにくい髪へ。パサつき・広がりケアに◎ |
| リピジュア | ポリクオタニウム-61 | 髪にうるおい膜を作る高保湿ポリマー。ヒアルロン酸の約2倍の保湿力を誇る。 |
| 熱補修系 | γ-ドコサラクトン | ドライヤーの熱で結合し、まとまり・ツヤ・うねり改善に効果。熱を味方にする優秀なヒートケア成分。 |


1つ注意点としては、アミノレスキュー モイストシャンプーには(髪のコンディショニング効果を高めるために)第4級アンモニウム塩のカチオン成分が配合されていること。
- ジステアリルジモニウムクロリド
- ベヘントリモニウムクロリド


上記は基本トリートメントに配合される成分ですが、最近ではシャンプーのみでもコンディショニング効果を上げるために配合されてる商品が増えています。



とはいえ痒みや赤みが出やすい方や、背中ニキビができやすい方は注意しておきたい成分でもあります。
口コミをチェックしたい方はこちら
また髪や頭皮をマイルドにケアできるアミノ酸シャンプーを探してる方は、下記にておすすめをまとめていますのであわせて参考にしてください。









